-2019年ほうき草プロジェクト記事一覧-

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑬

2019/10/17

2019年7月17日 ほうきの編み込み 習得のために

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・

今日も一気に箒(ほうき)を作り上げました。少しずつ形は整ってきたように感じます。鈴木氏に再度教えを受けたことで迷いが消えたような気がします。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑬
とはいえ、まだまだお売りできるレベルではありません。

仕上げたところで、縷々反省点が浮き上がってきます。
少し首の部分が太くなってしまったこと、胴締めから小編みの部分の幅が広くなってしまったこと(赤の矢印の範囲)など全体的に面長でのっぺりした作りになってしまいました。

原料の使い方(細い物と太い物のバランス)や力の入れ方を意識して改善していきたいと思います。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑫

2019/10/14

2019年7月16日 ほうきの編み込み 習得のために

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・

本日は、編み込みの練習を繰り返し行いました。先週職人鈴木師匠の作業を間近で見せて頂いたこともあり、作業スピードも速くなってきました。編込みだけであれば(選別や前準備・後片付けを除く)、1日で完成するぐらいのスピードです。
とはいえ、スピードよりも丁寧に編込むことを意識して作業に取り組むようにします(あまり、調子に乗らないように)。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑫

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑫
下ガラが見えていますが
この後の工程(綴じ)を行うことで中に隠れます。

不思議なものですね。師匠の動きを見ただけで自分の問題点が分かりました。差は驚愕するくらいありますが、少しでも追いつくべく行動します。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑪

2019/10/10

2019/7/8(月) ほうきの編み込み 胴締め

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・

本日の作業は胴締めまで完了しました。繰り返しの作業で、編込み部分はだいぶ要領をつかんできました。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑪
箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑪
かなりましになってきました。

しかし、やはり胴締めが苦手で課題事項です。締めた後に、糸が緩んでしまいます。
一番、締め付けに力が必要な作業ですが、力以外にもコツが何かあるはずです。そこをつかみたいと思っています。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑩

2019/09/26

2019/7/5(金) ほうきの編み込み 首まわりの編み込みへ

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・

今日は竹柄への巻き付けを中心に行います(ほうきの首部分のまとめに入ります)。ちなみにここは苦手とする工程です。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑩
箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑩
かなり不格好な感じです。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑩
何度かチャレンジしましたが
上手くまとまらず、糸がほつれてしまいました。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑩
失敗した首部分以外は、
何となく形になってきたように感じます。

来週、師匠の鈴木氏のご機嫌伺いをかねて、指導を受けることになっています。今までに出た課題をまとめ、教えを請いたいと思っています。簡単そうに見えた工程に、無数の技が組み込まれていたことが分かり、改めて奥の深さに驚いています。

ほうき草プロジェクト(半田畑)⑩ ほうき草の種を収穫しました。

2019/09/19

ほうき草の種を採取するために残しておいたほうき草。種はすくすくと生長し、つやつやとした立派な姿になっていました。今日はほうき草の種の収穫です。


ほうき草プロジェクト(半田畑)⑩ ほうき草の種を収穫しました。
前回、ほうき草の種取り用に残した1列です。
今年は残暑が厳しく、この日も30℃を超える予報です。


ほうき草プロジェクト(半田畑)⑩ ほうき草の種を収穫しました。
厳しい環境の中でも箒草の種は順調に育っていました。
黒々と艶があり、実が熟しています。


ほうき草プロジェクト(半田畑)⑩ ほうき草の種を収穫しました。
ほうき草プロジェクト(半田畑)⑩ ほうき草の種を収穫しました。
種を収穫後、畑をならします。

種の付いたほうき草の穂を収穫後は、T氏と二人で畑をならしました。芝刈り機で倒した茎・根っこを片付けて作業終了です。T氏には何から何まで助けていただき、今回も甘えてしまいました。本当に感謝です。T氏のサポートもあり、作業は1時間ほどで終了です。


ほうき草プロジェクト(半田畑)⑩ ほうき草の種を収穫しました。
脱穀後のほうき草の種

会社に戻り、早速脱穀を行いました。まだ選別前の種ですが、たくさん確保できました。これで来年以降に繋げていくことができそうです。
ほうき草の収穫を通じて、「つなげる」ことの大変さが身に染みるようになりました。当たり前と思っていることの背景に、たくさんの人の努力が積み重なっていることに気付きました。今まで見えているようで何も見えていなかったんですね。でもこういう気づきがあるからこそ、人は謙虚になれるのかなぁなどと思っています。
今年もありがとうございました。

追伸)
こちらもツルは順調に育っています。紅あずまです。
土の中の様子はうかがえず、歯がゆいですが、順調に育ってくれていることを心から期待しています。


ほうき草プロジェクト(半田畑)⑩ ほうき草の種を収穫しました。
ほうき草プロジェクト(半田畑)⑩ ほうき草の種を収穫しました。
恒例のツル返しを行いました。
こちらの収穫はもう少し後のようです。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑨

2019/09/12

2019/7/3(水) ほうきの編み込み。

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・

昨日、ほうき草の畑の除草作業を集中して行ったため、本日は箒づくりに専念できます。特にうまくいかない(美しくない)編み込み部分を中心に行います。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑨
編み込み部分の進捗です。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑨
玉を拡大した写真です。

玉の編込みは、だいぶ慣れてきました。僭越ながら、右の師匠のお手本と比べてみました。
編み目の細かさを意識して作業した分、練習を始めた頃よりもいくぶんか良くなってきました。
更に練習を積んで、バランスの良さと作業スピードアップを進めてまいります。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑧

2019/09/09

2019/7/1(月) 穂の選別。

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・

ほうき草の栽培に追われ、職人修業の報告ができていませんでしたが、ほうき草の栽培もひと段落。ここでその一端を日誌から披露したいと思います。まだまだ人前で披露するほどの腕前ではありませんが、コツコツと箒職人になるべく努力をし続けてきました。
ちなみに日誌は7/1(月)に遡ります。

ほうき草の畑作業が多くなったため、ここ最近ほうき作りができませんでしたが、今日は久しぶりに手編みほうきの練習を行いました。本日は選別作業の次の工程で、玉の作成を行います。まずは玉の中心になる芯と呼ばれる部分を作ります。ただ束ねるだけで無く、穂の太さ・穂クセなどを選びながら束ねる事がコツとなります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑧
箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑧
芯:ほうき草5~6本ほどを束ねた状態

芯の様子です。
クセの向きなどを見極めながら上手にまとまるように配置していく点が重要であり、仕上がりの「美」につながります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑧
日を跨いで作業する場合は、
茎が乾燥しないよう、ビニール袋で覆っておきます。

明日から畑作業との並行になります。
天候に左右されますが、時間を上手く使ってほうき作りに励んでいきたいと思います。

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑) ほうき草を煮沸します。

2019/09/05

おかげ様で無事に収穫を終えたほうき草。しかしこれで終わりではありません。ほうき草の質を保つために、日陰干しをしたうえで煮沸をしなければなりません。まだまだ作業は続きます。

8/29(木)収穫したほうき草の煮沸(湯通し)を行ってきました。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑) ほうき草を煮沸します。
今回も例年と同じく、浜松工業技術支援センターの染色試験釜をお借りしました。
ほうき草を90℃ほどのお湯にくぐらせます。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑) ほうき草を煮沸します。
湯通しした後は、熱くてとても持てません。
少し冷ましてから運搬します。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑) ほうき草を煮沸します。
2時間ほどで煮沸を終え、倉庫に移動しました。
午後からじっくり天日干しを行います。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑) ほうき草を煮沸します。
1時間半ほど干し、表裏をひっくり返します。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑) ほうき草を煮沸します。
日当たりも良く、風もあったのでよく乾燥しています。
この後、倉庫にしまい、この日の作業は終了です。

この日の作業も怪我なく無事終了しました。
毎年お世話になっている浜松工業技術支援センターの職員さんからも「もう1年経ったかね? 早いね。今年の出来はどう?」とお声を掛けて頂きました。
毎年の恒例行事となってきており、少しずつですが認知度も上がってきていると感じています。
地道ですが、毎年続けてきていることが大切だと再認識しました。

ほうき草プロジェクト(浜北畑)⑭ いざ、ほうき草の収穫です!

2019/09/02

8/23(金)浜北畑のほうき草がやっと収穫時期を迎えました。
当日は10時頃から雨が降る予報となっていたので、雨が降り始める前に収穫を終わらせようと早朝から集まり収穫作業を実施しました。今年の浜北畑のほうき草はどのようになっているのでしょうか? いざ、収穫です!


ほうき草プロジェクト(浜北畑)⑭ いざ、ほうき草の収穫です!
まだ夜が明けきらない中、7名で作業スタートです。
いつ降り出してもおかしくない雲行きです。


ほうき草プロジェクト(浜北畑)⑭ いざ、ほうき草の収穫です!
午前6時 作業開始から1時間経過しました。
雑草が多く、ほうき草の刈り取りに苦労しますが、
気温は低く作業はスピーディーに進みます。


ほうき草プロジェクト(浜北畑)⑭ いざ、ほうき草の収穫です!
収穫したほうき草の穂の様子です。
なかなかいい状態のほうき草が収穫できています。


ほうき草プロジェクト(浜北畑)⑭ いざ、ほうき草の収穫です!
トラックに積み込みます。
ほうき草の穂を傷めないよう、丁寧に扱います。
途中雨に降られましたが、収穫は4時間ほどで完了です。

午後から場所を変え、10名ほどで脱穀作業です。ほうき草の収穫は、収穫したその日に葉を取り除き、脱穀までを行う必要があります。ただ、作業や準備の段取りにも慣れ、順調に作業が進みました。


ほうき草プロジェクト(浜北畑)⑭ いざ、ほうき草の収穫です!
脱穀後のほうき草です。
色も青々としており、概ね良好な様子です。


ほうき草プロジェクト(浜北畑)⑭ いざ、ほうき草の収穫です!
脱穀の後、茎を麻ヒモで縛り、上から吊るして乾燥させます。
ほうき草は5日間ほど乾燥させた後、煮沸工程へと進みます。

作業は、刈り取り4時間、脱穀3時間ほどで終了しましたが、刈り取りの途中、予報より早く7時頃から雨が降り始めてしまいました。慣れない作業に加え、強めに打ちつける雨の中、みんなで協力し、無事に終了することができました。本当にありがとうございました。
風邪をひかないよう英気を養い、また次の工程へ進んで参りたいと思います。
何はともあれ、お疲れさまでした!

ほうき草プロジェクト(半田畑)⑨ ほうき草の収穫 パート2

2019/08/29

収穫したほうき草の穂はその日のうちに、葉をもぎ取り、種を脱穀します。半田畑で収穫したのち、場所を変え、工場内で脱穀作業です。


ほうき草プロジェクト(半田畑)⑨ ほうき草の収穫 パート2
工場に戻り、引き続き脱穀作業をおこないます。


ほうき草プロジェクト(半田畑)⑨ ほうき草の収穫 パート2
3~4本ずつ持って、電動の脱穀機に通します。
脱穀機はパワーがあるので、ほうき草が持っていかれないよう注意して作業します。


ほうき草プロジェクト(半田畑)⑨ ほうき草の収穫 パート2
脱穀後の様子です。


ほうき草プロジェクト(半田畑)⑨ ほうき草の収穫 パート2
脱穀後、20本ほどを1セットにし、麻ヒモで束ねます。
この後、倉庫に吊るして日陰干しを数日おこないます。

ほうき草の収穫作業は、畑から工場への移動も含めて、6時間ほどで終了しました。朝のほうき草の収穫作業では、若干のくもり空にも助けられ、非常にスムーズに進めました。収穫したほうき草はこの後、煮沸・天日干しと作業が続いていきます。何はともあれ、お疲れさまでした。

ちなみに、ほうき草の傍らで育てている「紅あずま」です。こちらも忘れないよう手を掛けてきました。


ほうき草プロジェクト(半田畑)⑨ ほうき草の収穫 パート2


ほうき草プロジェクト(半田畑)⑨ ほうき草の収穫 パート2
ツル返しを行いました。

肝心の芋は土の中で生長を確認する事はできませんが、無事育っていることを祈ります。こちらの収穫は10月頃を予定しています。まだまだ楽しみは続きます!

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