-職人への道記事一覧-

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑦ 4本目のほうき作り

2019/11/18

10月23日、本日も新草でのほうきの編込みを行いました(4本目です)。
本日も1本、編込みまで仕上げました。少し上達してきた気もしますが・・・、まだまだ胴締め部分が甘かったり、細かな部分の質が師匠の足元にも及びません。
毎回、どこが悪いか考えつつ作業し、質を高めていきたいです。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑦ 4本目のほうき作り
4本目のほうきです。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑦ 4本目のほうき作り
編み込みは良くなっていますが、全体のバランスがまだまだです。

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑥ 3本目のほうき作り

2019/11/14

10月18日、本日も新草でのほうきの編込みを行いました(3本目です)。
徐々にですが、良くなってきている感触はありますが、編込みは一番左(最初に作ったほうき)が良く、胴締めは一番右(3本目)が良いなど、バラつきがあります。
安定して良い出来栄えの箒(ほうき)が作れるよう鍛錬が必要です。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑥ 3本目のほうき作り
左から順に右が3本目です。
※3本目は仕上げ工程が少し残っております。

編んでみて(実際に今年のほうき草に触れてみて)、よくよく分かったのですが、今年の新草も穂先は柔らかく、使い心地も良さそうです。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑥ 3本目のほうき作り
良いほうき草は適度なしなりがあり、柔らかく、穂の量が多いことが特徴です。

少し横道にそれますが、編込み工程も当然大事ですが、良いほうきを編み上げるためには、ほうき草の選別や部材の準備など細かな事前準備が重要です。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑥ 3本目のほうき作り
「とじ」・「小編み」と呼ばれる部分です。
まだまだ要領は悪いですが、キレイに仕上げることができました。

しかし、全体的にみると、表側のほうき草の色にムラがあり、見た目にはあまり美しくありません。機能性に影響はありませんが、このあたりの原料(ほうき草)選びもレベルアップに必要な課題です。

ほうき作りだけではありませんが、何事も事前準備がいいと良い仕事に繋がるなと再認識させられました。

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑤ 2本目のほうき作り

2019/11/11

10月17日、本日は新草でのほうきの編込み、2本目を開始しました。
1本目の箒(ほうき)は大きめの仕上がりになったので、現時点の課題としてコンパクトに作れるよう意識して編込んでいきます。
最後の玉をまとめる時に大ぶりな作りになってしまうため、余分な茎を多めに落とすよう意識します。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑤ 2本目のほうき作り
※写真赤丸部分。茎をいつもより意識して多めに落としました。

私の手は他人より小さいため、扱いに苦戦します。
でも、悩んでいても手は大きくならないので、作るサイズの調整と手以外の体の使い方で補って作業します。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑤ 2本目のほうき作り
茎を多めに落とした分、手に収まりやすくなった感触です。

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑤ 2本目のほうき作り
箒づくり・・、終盤まできました。

やはり、まだまだ不恰好です。
見た目だけでなく機能性(大きいと当然重くなり、掃除しにくいです)にも影響しますので、もっとコンパクトに作らないとダメです。



ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑤ 2本目のほうき作り
左:伊藤のほうき、右:師匠鈴木氏のほうき

使用している原料の茎の太さももう少し細い物を中心に使用した方が良さそうです。収穫した年により原料の出来栄えもブレがあります。ほうきの編込みを意識しながらの原料作りも課題となってきそうです。



ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑤ 2本目のほうき作り
何はともあれ、まずは2本ほぼ完成まで仕上げました。

最終の小編みと穂のカット・仕上げは、効率を上げるため最終でまとめて作業したいと思います。
明日からは3本目に取り掛かりますが、まずは、再度選別したほうき草を見直して細目の原料を再選別します。

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)④ ほうき作りの肝、胴締めを行います。

2019/11/07

10月16日、昨日に引き続き胴締め以降の工程を行いました。
大ぶりに仕上がっているため、手に収まりきらず扱いに苦戦してしまいました。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)④ ほうき作りの肝、胴締めを行います。
全体の姿です。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)④ ほうき作りの肝、胴締めを行います。
どうしても編込み以降の工程が苦手な部分です。

もう少し小ぶりに作れるよう、次回は細目の原料を中心に一度編んでみたいと考えます。また、師匠の鈴木氏に悪い点を見て頂くよう、訪問の予定を立てたいと思います。
なかなか上達せず、歯がゆい状況が続きますが、1つ1つ課題をクリアしていきたいです。

追伸)職人鈴木氏に依頼しておりました、新草ほうきが出来上がってきました。



ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)④ ほうき作りの肝、胴締めを行います。
やはり、いつ見てもキレイに安定して仕上がっております。

今年も明治神宮へ奉献品として供えさせて頂きます。
今年の原料は「ガリ芯」が少し多く出てしまった点は、鈴木氏も同じ意見でした。色・穂の柔らかさは、昨年と同等レベルで扱いやすかったとの感想も頂けました。

早速、梱包し明治神宮へ発送いたします。
秋の祭典では、全国の特産品と並んで明治神宮でお披露目される予定です。

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)③ いよいよほうきの編み込みです。

2019/11/04

10月15日、先週選別したほうき草を使い、編み込みを行いました。今までの練習では、比較的状態の良くない原料を使っての作業でしたが、今回から厳選した穂での編込みとなります。自然と気持ちとしても、プレッシャーを感じながらの作業となります。
※状態の悪い穂:色目が悪かったり、穂の量が少ないものや穂先が固いもの


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)③ いよいよほうきの編み込みです。
初めて厳選したほうき草を使って箒を編みます。

玉を編んでいく工程まで完了しました。自分の中では、少し自信のついてきた工程であり、全体の中では特に好きな工程です。
ただ、編込みは細かく意識できたのですが、原料の使い方が少し甘かったかと反省しています。
(原料の使い方:今回は太さによって本数を調整する(もう少し減らす)必要があったと思います。)



ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)③ いよいよほうきの編み込みです。
師匠のサンプルと並べさせて頂きました。
左の伊藤が作った箒がひとまわり程、大きくなってしまっています。

今年のほうき草の穂は、昨年に比べて少し大ぶりに生長した感触です。この辺りの感触・感覚も意識して作業する必要がありそうです。



ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)③ いよいよほうきの編み込みです。
編み目が粗くならないよう意識して作業しています。

今回も目は細かく編めましたが、間隔が均一では無いため、見た目は少しマイナスポイントです。



ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)③ いよいよほうきの編み込みです。
師匠が編んだほうきです。

対して師匠のお手本は、編み目が均一でキレイです。
編み目の細かさばかりに気を取られず、均一なチカラ加減も必要となってきます。注意したいポイントです。

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)② ほうき草の選別を行いました。

2019/10/31

10月7日、今年収穫したほうき草でほうきを作るべく、ほうき草の選別を行いました。
昨年に続き、太すぎず程よい太さで育った印象でしたが、ほうき草の穂をよくよく見ると「ガリ芯」がたくさんの割合で発生していました。
*「ガリ芯」とは、太く折れやすい穂のことです。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑) ほうき草の選別を行いました。
「ガリ芯」です。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑) ほうき草の選別を行いました。
「ガリ芯」の様子です。
全体の6~7割ほどに生じています。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑) ほうき草の選別を行いました。
穂の量は十分にありますので、
「ガリ芯」を折って除去すれば、原料は全て使えます。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑) ほうき草の選別を行いました。
折って除去した「ガリ芯」は「ガリ芯」だけでまとめます。

地道な作業になりますが、ほうき草の長さ・太さの選別をおこないながら、「ガリ芯」を除去していきます。
また、折った「ガリ芯」もほうきの原料として利用できます。小さなミニほうきなどへの利用を考えて、ムダなく有効活用していきたいと思います。



ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑) ほうき草の選別を行いました。
5本分の箒草です。

まずは、短柄の手編みほうき5本分ほどの原料を確保しました。続けて、編込みに入りたいと思います。
2019年の集大成として、師匠の鈴木氏にも見て頂けるような1本を作り上げたいと思います。
丁寧かつスピーディーに編込む事が目標です。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑯

2019/10/28

2019年9月27日 ほうきの編み込み 練習の日々です。

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・

昨日に引き続き、完成まで仕上げましたが、編込みの目の粗さや使う原料の太さが災いし、失敗作のような仕上がりになってしまいました。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑯
目が粗く、面長なほうきになってしまいました。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑯
全体の様子です。


不恰好ですが、失敗した点を吸収し、次につなげたいと思います。
いよいよ次回より今年収穫したほうき草を使って箒を作ります。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑮

2019/10/24

2019年9月26日 ほうきの編み込み 原点に戻ります

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・

最近は新しいほうきの形状を考えていたので、なんとなく指先の感覚がおぼつかなくなっているような気がしてきました。指先の感覚を忘れないうちに、もう一度原点に戻り、手編み箒を作ってみました。

(箒職人になるべく、日々練習している傍ら、新しい箒を求めて、様々な形状、機構を研究しています。その活動については別の機会でご報告できると思います。)


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑮
本日は久しぶりに手編みの練習をおこないました。
感覚や、動作を体に覚えこませるため、繰り返し反復します。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑮
仕上がりが粗くなってしまいました。


今回は使用した原料が少し大ぶりだった事もあり、編み目が粗くなってしまいました。
特に耳と呼ばれる部分が糸を持っていかれやすく、編み目が粗くなりやすいため、注意して編込む必要があります。反復練習を繰り返します。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑭

2019/10/21

2019年8月1日 ほうきの編み込み 鈴木師匠

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・

迷ったら、原点に立ち返る。鈴木師匠の箒と自身の編み上げたほうきを見比べました。
編込みの目や力の入れ方に違いを感じますが、使っている原料の太さにも若干違いがあるように見受けられます。太い原料を外側に使用すると、どうしても箒全体が大ぶりになってしまいます。
この点を意識しながら、もう1本編込んでみたいと思います。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑭
説明するまでもありませんが、左が師匠のほうきです。

本日は胴締めまで作業を進めました。太い穂を使わずに編込んだ分、扱いやすく感じました。元々、手が小さいため、編込みの後半になると扱いが難しくなっていたのですが、少し改善されました。
この点を意識しながら、もう1本編込んでみたいと思います。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑭

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑭
若干ですが、コンパクトに作れています。

師匠のほうきを見ながらイメージを高めつつ、引き続き、完成まで編込みを続けます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑬

2019/10/17

2019年7月17日 ほうきの編み込み 習得のために

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・

今日も一気に箒(ほうき)を作り上げました。少しずつ形は整ってきたように感じます。鈴木氏に再度教えを受けたことで迷いが消えたような気がします。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑬
とはいえ、まだまだお売りできるレベルではありません。

仕上げたところで、縷々反省点が浮き上がってきます。
少し首の部分が太くなってしまったこと、胴締めから小編みの部分の幅が広くなってしまったこと(赤の矢印の範囲)など全体的に面長でのっぺりした作りになってしまいました。

原料の使い方(細い物と太い物のバランス)や力の入れ方を意識して改善していきたいと思います。

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