箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 70

2021/02/11

2月8日   箒職人おすすめ 箒の使い方⑥    ほうきの豆知識    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


先日より発信させていただいている、箒職人がおすすめする箒の使い方も本日で第6回目となりました。今回からは、実際に箒を使用してのお掃除の際に気を付けたいポイントを紹介したいと思います。

・掃除の流れ

①荷物を片付ける

大掃除でも普段の掃除でも同じですが、まずは散らかっている荷物を片付けることからスタートします。いきなり掃除を始めがちですが、掃除の途中で手を止めて荷物を片付ける、また掃除を再開する、の流れは非常に時間効率が悪くなってしまいます。
掃除をしたい気持ちをグッと抑え、まずは整理整頓から始めると最終的には短時間で済ませることができます。
「忙しいのに片付けからなんて大変!」と思う方もいらっしゃるかと思います。そんな方は、普段から整理整頓ができる環境を強引に作ってしまうと、だいぶお掃除が楽になります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
当社の整理整頓における取り組みの様子
ダンボールを工具の形にくり抜き、所定の位置を決めております。

こちらは、当社で取り入れている整理整頓の取り組みの1つです。生産ラインで使用する道具に所定の位置を決め、使ったら戻す、使ったら戻す、を習慣づけております。
さすがに一般のご家庭で、ここまで細かく位置を決めるのは難しいかも知れませんが、筆記用具はこの場所、ハサミはこの場所などと家庭内でルールを決めておくと自然と所定の位置に戻すクセを付けることができます。

余談ですが、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭で、子どもがおもちゃの片付けができず、散らかって困るというケースがよくあります。
この場合、「片付ける場所が分からない」「片付け方が分からない」という気持ちを抱いているお子さんも多いようです。上記でお伝えしたように、場所を決める、1つおもちゃを使ったら元の場所に戻し次のおもちゃで遊ぶ、というように明確なルールを決めておくと自然と整理整頓が身に付けられます。もちろん好き放題に散らかすのも子どもの役目だと思いますので、一概にこうするべきと言うつもりはありませんが、1つの手法として少しでも参考になりましたら幸いです。

②「上から下」「奥から手前」

さて、荷物が片付いたら早速お掃除のスタートです。こちらはよく耳にするかと思いますが、掃除の基本は「上から下」です。まずは高い所のホコリを払い、だんだんと下に降りてきて床を掃除します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
松永 美香子作 棕櫚箒 ミニトサカ小

棚の上や家電の隙間などは、このような柔らかな穂先の箒で上から下にホコリを落としていくと良いかと思います。

また、もうひとつ基本として、掃除は「奥から手前」を意識すると良いと言われています。家具の奥や荷物の下などのホコリを取り忘れると、ちょっとした風の動きで表に出てきてしまいます。「せっかく一生懸命に掃除したのに」とストレスにならないよう「奥から手前」を意識し、動かせる家具や荷物はなるべく動かしながらお掃除することをおすすめします。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
TK伸ばせる!シートですきまキーレーLL

冷蔵庫や動かせない大型家具の下などには、このような便利で面白い掃除用品もおすすめです。さすがに1センチほどの隙間を箒で掃くことは難しいため、このようなアイデア商品を使用してみるのはいかがでしょうか。伊藤自身も実際に使用し、手の届かなかった冷蔵庫下に溜まったホコリがごっそり取れた時は何とも言えない爽快感でした。

少し長くなってしまいましたが、今回はこのあたりで終わりたいと思います。次回も引き続き、箒を使った掃除方法を紹介していきたいと思います。

 
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