箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 81

2021/03/22

3月18日   簡易ビニールハウスのDIY     ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


この日は、前回測定した寸法を基に簡易ビニールハウス作りを開始しました。手作りと言うほど大げさな物ではありませんが、使い勝手を考え、簡単に組み立てられる構造のビニールハウスを作っていきます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
今回は、こちらの廃材アルミパイプを再利用します。

まずは余分なパーツを切り落とし、必要な部分のみ生かしていきます。ビニールハウスを設置するときの持ち運びや、水やりの度に動かすことを考えると、なるべく軽量化しておきたいところです。
採寸時点では小型のビニールハウスを2個作る予定でしたが、廃材パイプの寸法の兼ね合いで、2本のパイプをつなぎ、中型サイズのビニールハウスを1個作るように変更しました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
2本のパイプをつなぐパーツは、同じく廃材の竹を再利用しました。

せっかく2本のパイプをつなぐ仕様にするならばと、2本のつなぎ目は竹のジョイントを使用し、組立・分解が可能な作りとしました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
2本をジョイントした様子です。

写真ではうまく映っていないかもしれませんが、なかなか上手に1本のパイプのようにつなげることができました。これで3メートルほどの横幅を確保できました。アルミパイプなので取り扱いも容易にでき、満足です。

今回、廃材の寸法の兼ね合いで予定を変更し対応しましたが、限られた材料や条件の中での物作りは、とても面白いです。きっと手編み箒を最初に考案した人も、作り始めは同じような感覚だったのではないかと想像します。規格品や便利な物が溢れる世の中ですが、不自由や失敗から新しいアイデアが生まれると思いますので、今後も創意工夫し活動していきたいと思います。

さて、次回は完成したパイプに穴を空け、支柱を組み立てられるように加工していきます。ぜひ完成までお付き合いください。

 
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