純国産・浜松産の手編み座敷箒の復活

座敷ほうきの主原料であるほうき草は、現在そのほとんどがタイ・インドネシア・中国で生産されており、日本での栽培はほぼ行われておりません。

しかしながら、ほうき草の栽培及びほうきの生産、そしてそれらの技術や知識は、江戸時代より日本で育まれたものです。

アズマ工業では、創立120周年を迎える記念事業として、「純国産・浜松産の手編み座敷ほうきの復活」を目指し、地元浜松市のJA青壮年部の皆様にご協力頂きながら、歩みを進めて参りました。

原料となるほうき草の種探しにはじまり、土作り、栽培、収穫、そして編み上げにいたるまで、一貫して国産であることにこだわりました。

そして約50年ぶりに復活を遂げた浜松でのほうき作り。
完成した座敷ほうきを「濱松出世手編みほうき」と名付けました。
「出世」は浜松出世城から頂戴し、皆々様がより元気で快適に暮らせるようにという想いを込めています。

江戸時代から受け継がれている日本の座敷ほうき、やわらかい掃き心地を感じていただけたら幸いです。

濱松出世手編みほうき