-商品紹介記事一覧-

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 74

2021/02/25

2月22日   箒職人おすすめ 箒の使い方⑩   ほうきの豆知識    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


今日で10回目の配信となります「箒職人おすすめの箒の使い方」ですが、今回は番外編としまして、ちょっと変わった掃除方法を紹介させていただきます。

・ウェットシート活用方法

掃き掃除をしていて細かなホコリの舞い上がりが気になったことはございませんでしょうか。リズミカルに掃き掃除をしていると、気を付けていてもどうしても舞い上がってしまいます。そんな時の解決方法として、ウェットシートとの合わせ技をご紹介します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ワイパーウェットシート30PSQ057

こちらのウェットシートは除菌剤配合、桃の葉エキス入りでお掃除中も良い香りを楽しめます。もちろん普段お使いのウェットシートでも構いません。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト

こちらを適当に千切り、床にバラまきます。掃除する環境やホコリの量にもよりますが、シート1枚で6畳ぐらい使用するのがおすすめです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト

千切る幅はお好みで構いませんが、2~3センチほどが散らかり過ぎないのでオススメです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト

あとは、千切ったウェットシートをゴミと一緒に掃いていくだけです。ウェットシートが細かなホコリを吸着しつつ、シートに含まれた薬剤で床の除菌も同時におこないます。

こちらは、昔からある方法で、新聞紙に水を含ませ同じように千切って掃除をする方法からヒントを得ました。新聞紙を湿らすよりも手間が掛からず、同時に除菌もできるため、おすすめです。

こちらの手法ですが、2点注意点がありますので実施する際はご注意ください。

注意1:千切ったウェットシートは床(フローリングや畳)に長時間放置しないでください。
床(特に無垢材)に長時間放置しますと、床にシミが残る可能性があります。ご使用の際は必ず一度に使用し、掃き忘れなどによる長時間の放置が無いようにご注意ください。

注意2:使用後の箒はよく乾燥させてください。
ほうき草を使用した箒は、穂が水分を含みやすく、使用後には注意が必要です。水分を含んだまま穂先が曲がる状態で保管してしまうと、クセがついてしまい穂先が曲がってしまいます。また、保管状況や時期によってはカビを発生させる原因の1つにもなります。
ご使用後は、通常の掃除後と同様に風通しのよいところで吊るして保管してください。

今回は、ちょっと変わった箒の使い方として箒とウェットシートの合わせ技を紹介しました。掃き掃除の際、ホコリや花粉の舞い上がりが気になる方はぜひ試してみて下さい。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 72

2021/02/18

2月16日   箒職人おすすめ 箒の使い方⑧    ほうきの豆知識    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


先日より発信させていただいている、箒職人がおすすめする箒の使い方も8回目となりました。今回は、箒の相棒とも呼べる「チリトリ」に着目していきたいと思います。
お掃除の脇役にも思えるチリトリですが、実は掃き掃除の効率を考える上で重要なアイテムとなります。
戦後は樹脂製のチリトリがかなり普及していますが、戦前は木製のチリトリが多く、職人が台頭した箒と異なり、それぞれのご家庭でチリトリを手作りすることも多かったようです。

・おすすめのチリトリ


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ブリキチリトリ

ブリキチリトリは耐久性・耐熱性に優れており、劣化しにくい点が特徴です。素材はブリキ(鉄)ですが、表面処理されておりサビにも強いです。もちろん、手作りの木製チリトリよりも軽く、機能性にも優れているので一時期は一世を風靡しました。樹脂製のチリトリにやや押され気味ですが、ブリキ独特の風合いや樹脂にない耐久性を好む方々はいまだ健在です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
名匠616安心チリトリヘラ付

掃き込み口にゴム製のヘラを取り付けることで掃きこぼしを抑え、使い心地を更に追究した商品も取り扱っております。さらにこちらのチリトリは立てて収納できる優れものです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
フックで掛けて吊るせない場合や、ちょっとした隙間に収納できます


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
砂利分別十字チリトリAZ625

こちらの砂利分別十字チリトリは、庭やコンクリートのお掃除におすすめです。
落ち葉やゴミと一緒に砂利を掃き込んでしまっても、チリトリのスリットから砂利だけを落とすことができ、ゴミをしっかりと分別できます。

樹脂製のチリトリは加工性が高く、様々な機能を付加しやすい特長があります。軽く、操作性も安定しているので、それぞれの特長を吟味していただければと思います。

今回は箒の相棒、チリトリを紹介させていただきました。
次回は箒のお手入れ方法について探っていきます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 70

2021/02/11

2月8日   箒職人おすすめ 箒の使い方⑥    ほうきの豆知識    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


先日より発信させていただいている、箒職人がおすすめする箒の使い方も本日で第6回目となりました。今回からは、実際に箒を使用してのお掃除の際に気を付けたいポイントを紹介したいと思います。

・掃除の流れ

①荷物を片付ける

大掃除でも普段の掃除でも同じですが、まずは散らかっている荷物を片付けることからスタートします。いきなり掃除を始めがちですが、掃除の途中で手を止めて荷物を片付ける、また掃除を再開する、の流れは非常に時間効率が悪くなってしまいます。
掃除をしたい気持ちをグッと抑え、まずは整理整頓から始めると最終的には短時間で済ませることができます。
「忙しいのに片付けからなんて大変!」と思う方もいらっしゃるかと思います。そんな方は、普段から整理整頓ができる環境を強引に作ってしまうと、だいぶお掃除が楽になります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
当社の整理整頓における取り組みの様子
ダンボールを工具の形にくり抜き、所定の位置を決めております。

こちらは、当社で取り入れている整理整頓の取り組みの1つです。生産ラインで使用する道具に所定の位置を決め、使ったら戻す、使ったら戻す、を習慣づけております。
さすがに一般のご家庭で、ここまで細かく位置を決めるのは難しいかも知れませんが、筆記用具はこの場所、ハサミはこの場所などと家庭内でルールを決めておくと自然と所定の位置に戻すクセを付けることができます。

余談ですが、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭で、子どもがおもちゃの片付けができず、散らかって困るというケースがよくあります。
この場合、「片付ける場所が分からない」「片付け方が分からない」という気持ちを抱いているお子さんも多いようです。上記でお伝えしたように、場所を決める、1つおもちゃを使ったら元の場所に戻し次のおもちゃで遊ぶ、というように明確なルールを決めておくと自然と整理整頓が身に付けられます。もちろん好き放題に散らかすのも子どもの役目だと思いますので、一概にこうするべきと言うつもりはありませんが、1つの手法として少しでも参考になりましたら幸いです。

②「上から下」「奥から手前」

さて、荷物が片付いたら早速お掃除のスタートです。こちらはよく耳にするかと思いますが、掃除の基本は「上から下」です。まずは高い所のホコリを払い、だんだんと下に降りてきて床を掃除します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
松永 美香子作 棕櫚箒 ミニトサカ小

棚の上や家電の隙間などは、このような柔らかな穂先の箒で上から下にホコリを落としていくと良いかと思います。

また、もうひとつ基本として、掃除は「奥から手前」を意識すると良いと言われています。家具の奥や荷物の下などのホコリを取り忘れると、ちょっとした風の動きで表に出てきてしまいます。「せっかく一生懸命に掃除したのに」とストレスにならないよう「奥から手前」を意識し、動かせる家具や荷物はなるべく動かしながらお掃除することをおすすめします。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
TK伸ばせる!シートですきまキーレーLL

冷蔵庫や動かせない大型家具の下などには、このような便利で面白い掃除用品もおすすめです。さすがに1センチほどの隙間を箒で掃くことは難しいため、このようなアイデア商品を使用してみるのはいかがでしょうか。伊藤自身も実際に使用し、手の届かなかった冷蔵庫下に溜まったホコリがごっそり取れた時は何とも言えない爽快感でした。

少し長くなってしまいましたが、今回はこのあたりで終わりたいと思います。次回も引き続き、箒を使った掃除方法を紹介していきたいと思います。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 69

2021/02/08

2月4日   箒職人おすすめ 箒の使い方⑤    ほうきの豆知識   

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


前回に引き続き、箒職人がおすすめする箒の使い方について紹介いたします。
第5回目は、庭先の掃き掃除におすすめの箒です。

・ほうきの選び方


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
コンクリートの上の落ち葉が得意な「赤シダほうき」

赤シダは、前回紹介した黒シダに比べ、繊維が太くコシが強い掃き心地が特徴です。
落ち葉や小石など、少し大きめなゴミも力強く掃き集めます。繊維が太いが故に細かな砂埃を集める掃除には不向きとなりますので、状況により黒シダほうきと使い分けると、より楽にお掃除できます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
芝生の上や砂利の上でのお掃除に活躍する「葉脈ほうき」

ヤシの葉脈から採れる繊維を利用した葉脈ほうきは、赤シダほうきよりも更にコシが強く力強い掃き心地が特徴です。イメージとしては、お寺で和尚さんが使用している竹ぼうきの掃き心地に近いと思います。竹ぼうきよりも繊維が太く、穂先の耐久性に特に優れております。
葉脈ほうきをご利用になったお客様からは「庭先の掃除は、やっぱりこれじゃなきゃダメね」とお褒めのお言葉をいただくこともしばしば。一度使っていただくとクセになる魅力的な箒となっております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
細かな場所のお掃除に活躍する「ハンドタイプ」

前回紹介しました黒シダや今回の葉脈を利用したハンドタイプの箒もご用意しております。
庭先の花壇やプランター周りなど、細かな部分の土埃を手軽に掃除できます。まさに、痒い所に手が届く気の利いた1本ではないでしょうか。

今回は庭先のお掃除におすすめの箒を紹介しました。
次回からは、箒を使った具体的な掃除方法について掘り下げていきたいと考えております。
ぜひ次回もご覧いただけましたら幸いです。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 68

2021/02/04

2月1日  箒職人おすすめ 箒の使い方④     ほうきの豆知識   

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


前回に引き続き、箒職人がおすすめする箒の使い方について紹介いたします。
第4回目は、玄関や外まわりの掃き掃除におすすめの箒を紹介します。

・ほうきの選び方


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
土間やタイルのお掃除に活躍する「黒シダほうき」

黒シダの繊維は非常に細かく、細かな砂埃を集めるのが得意です。また水に強く、雨水などに濡れても穂先が傷まない点も特徴です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
黒シダを使用した収納に便利なチリトーレ

玄関など人目が気になる場所での収納には、こちらのチリトーレがおすすめです。
自立型のチリトリとぴったりフィットし、穂先を傷めずスマートに収納できます。腰をかがめずゴミを集められるため、気になった時にサッと掃くことができます。

また、意外かも知れませんが、使い古した座敷ほうきを玄関用に使用していただく方法もおすすめです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
永年使用し、穂先が短くなってしまった座敷ほうき

ほうき草を原料とした座敷ホーキですが、永年使用していると穂先が擦り減りだんだんと掃きづらくなってきてしまいます。最初の内は穂先をハサミで切り揃えてあげることで掃き心地を維持できますが、元の長さの半分ほどになってしまった頃でしょうか。だいぶ穂のコシが強く感じるようになってくることと思います。そんな時は玄関や土間用に下して、新たな活躍の場を与えてあげてください。玄関・外掃き用の箒として更に永い間、ご愛用していただけるかと思います。

ほうきの選び方を紹介させていただき、今回で4回目となりましたが、紹介した箒の特徴は上手く伝わっているでしょうか。コロナウィルスの影響もあり、なかなか実店舗で箒をお選びいただくことが難しくなっていることと思います。ブログやインターネット販売での発信で、少しでもご使用シーンに適したお掃除用品を紹介できるよう注力していきたいと考えております。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 67

2021/02/01

1月28日  箒職人おすすめ 箒の使い方③     ほうきの豆知識   

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


前回に引き続き、箒職人がおすすめする箒の使い方について紹介いたします。
第3回目は、ついつい掃除を忘れてしまいホコリを溜めがちな、デスクまわりや下駄箱の掃き掃除に着目してみたいと思います。

・ほうきの選び方


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
あづま手編みほうき
手箒一玉


デスク周りのお掃除にはこちらのハンドタイプがおすすめです。消しゴムのカスや隙間に入ったホコリを手軽に掃き出せます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト

こどもが小学生くらいになると、宿題のあとに消しゴムのカスが机に残っていて気になることがあります。ハンドタイプの箒を用意しておき、自分自身で掃除できる環境を整えてあげると、幼いうちから自然とお掃除が身につくかも知れませんね。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
松永 美香子作 
棕櫚箒 ミニ16cm

下駄箱のお掃除には細かな砂ぼこりも逃さない、こちらの棕櫚(シュロ)ブラシがおすすめです。



箒職人を目指して ほうき草プロジェクト

ハンドタイプのほうきは、素材違いやサイズ違いで豊富なラインナップを揃えております。ご使用の環境やお好みに合わせてお選びいただけたら幸いです。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 66

2021/01/28

1月25日  箒職人おすすめ 箒の使い方②     ほうきの豆知識   

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


今回も前回に引き続き、箒職人がおすすめする箒の使い方について紹介いたします。
第2回目は、家の中でも掃き掃除のしづらい、家具の隙間やトイレなどの狭い空間でのお掃除に着目してみたいと思います。

・ほうきの選び方


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
カジュアルブルーム 短柄

掃除機やフローリングワイパーが入りづらい狭い空間にはこちらのコンパクトな箒がおすすめです。柄は前回紹介したように小回りの利く、短柄が良いかと思います。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト

家具の隙間や、トイレタンクの裏など手が届きにくい場所ほどホコリが溜まりやすくなります。穂幅が20㎝程度のスリムな箒で、掻き出すように掃き出します。手前に集まったホコリはチリトリで拾い集めるのはもちろん、そのまま掃除機で吸っていただく「箒と掃除機の二刀流」も時間短縮になる裏ワザです。

また、こちらのコンパクトタイプは長柄の商品もご用意しております。長柄の利点として手の届かない高い所のホコリも払うことができます。
※ホコリを払う際は、床のお掃除同様に優しくなでるようにお使い下さい。叩くような使い方は箒の穂を傷めたり、対象物に傷がついてしまう可能性があります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
梁の上やカーテンレールの上など、手の届かないところにおすすめ。

今回は、家の中でもわずらわしい場所の掃き掃除を紹介しました。最適な箒を使用いただくことで、少しでも快適な「掃除の時間」をお過ごしいただけましたら幸いです。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 65

2021/01/25

1月22日  箒職人おすすめ 箒の使い方①     ほうきの豆知識   

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


突然ですが、普段のお掃除で意識していることはありますでしょうか。
道具の選び方や使い方をちょっと意識するだけで、時間を短縮できたり、ストレスなく汚れを片付けることができます。

箒の事となると熱くなってしまい、内容も長くなってしまうかも知れませんが、どうぞ最後までお付き合いいただけたら幸いです。

・ほうきの選び方


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
一言で箒と言っても色々な種類の箒があり、悩みどころです。

第1回目である今回は、家の中での使用に適した箒を紹介したいと思います。

フローリングや畳などの掃除


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草が原料の座敷ほうき

天然素材の原料ですが、素材から出る垢がなく室内でも安心してご利用いただけます。
イメージ的には畳で使用するイメージが強いかと思いますが、フローリングや板の間でも大活躍です。適度なコシがありながらも穂先が柔らかいのが特徴で、ご使用の際は畳やフローリングの目に沿って優しく掃いていただくと、接地面を傷つけることなく掃除することができます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
棕櫚(シュロ)が原料の棕櫚ほうき

座敷ほうきに比べコシが弱く、ゆったりとした掃き心地が特徴です。例えるならば、書道の筆で床をなぞっているような感覚です。座敷ほうきよりも細かな埃を掃き集める能力が高い箒となります。天然素材である棕櫚から出る自然な油が、フローリングや畳にツヤを与えてくれます。
一点注意が必要で、使い始めに少し穂から素材の垢が粉のように落ちます。通常は使い始めから一週間程度で収まりますが、気になる方は事前に屋外や広げた新聞紙などの上で箒を軽く叩いて垢を落としていただくことで解決できます。

長柄ほうき・短柄ほうきの使い分け


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
長柄ほうき


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
短柄ほうき

長柄と短柄については、主に使用する面積と保管場所によって選ぶ必要があります。短柄の方が小回りが利き、狭い場所やちょっとしたお掃除に適しております。また保管の際も長柄に比べ、高さ方向に省スペースで収納することができます。しかし、腰をかがめて掃除をする必要があり、長時間や広い面積の掃除には不向きです。一方で長柄は、柄を両手で持ち、腰をかがめずに掃くことができますので広い面積の掃除でも疲労が少なく済みます。

適材適所で様々な場面でほうきを使い分けることができれば一番よいのですが、保管スペースの兼ね合いなどからなかなか難しいところがあるかと思います。絶対これで無ければダメと言うことでもないので、私が述べたことは参考程度にとらえていただき、皆さまの生活(掃除の時間)に少しでもお役に立てればと考えております。

まだまだお伝えしたいことはあるのですが、あまり長くなってしまってもまとまりませんので今回はこのぐらいにしておきます。次回は家の中でも、もう少し違う場所にスポットを当てておすすめの箒を紹介したいと思います。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 57

2020/12/21

12月17日   箒でサッシのお掃除    商品紹介

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


12月も半ばに入り、今年も残すところ、あとわずかとなりました。年末に近づくと意識し始めるのが「大掃除」ではないでしょうか。箒の作り手ゆえに、大掃除をサボる訳にはいきません。

せっかくなので箒で掃除できる場所を探し、作業してみました。



箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
日頃のお掃除では忘れがちな窓枠サッシを箒で掃除してみます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ハンドブラシタイプのほうきで試してみます。

サッシの隙間にはちょうど入りましたが、穂のコシが強く、細かな砂の掃き残しが目立ちました。少し相性が悪いようです。

それならば棕櫚を原料としたハンドタイプの箒でどうかと、チャレンジしてみました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト

先ほどの箒草のブラシ同様、サッシの隙間にピッタリと入り込むサイズ感です。
細かな繊維が特徴で、こちらの箒は穂が短めに切り揃えられており、適度なコシもあります。
少し擦るように溝に沿って掃くと、とてもスムーズに作業できました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
松永 美香子作 棕櫚箒 ミニ12cm

今回は棕櫚のハンドブラシに軍配が上がりました。
また色々な場所で箒の使い心地を試してみたいと思います。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 49

2020/10/29

10月26日   何やら新しい動きです。   吾妻箒

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


最近は、めっきり社内にこもり箒作りに励んでおりましたが、この日は久しぶりに外での作業です。



箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
掃除の時間でしょうか?

いえ。実は新しい箒のテストをしております。
工場まわりのコンクリートを掃き掃除してみました。吾妻箒サイトで現在取り扱っている箒のほとんどが室内向けのほうきです。
※ほうき草を使った箒も外で使えないことはないのですが、現在では室内用として使われることが多いです。

そんな吾妻箒サイトですが、このたび、満を持して外掃き用の箒をラインナップに加えるべく試行錯誤を繰り返しております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
使いやすさや、土埃の掃き具合を確認します。

外掃き用ほうきの販売を長らくお待たせしてしまった分、期待も大きいはず(と勝手に思っています!)。
吾妻箒シリーズらしい箒を発売できるよう、あと少しのところまで来ています。

詳細は追って公開していきますので、ぜひご期待ください!

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