-2018年ほうき草プロジェクト記事一覧-

箒(ほうき)プロジェクト始動までもうすぐです。

2019/01/28

2019年のほうき草ブログは3月よりスタート致します。
それまで今しばらくお待ちください。

寒い日が続きますが、お体にはくれぐれも気を付けてお過ごしください。

新年のご挨拶

2019/01/09

新年、明けましておめでとうございます。

今年もほうき草プロジェクトを進めるべく、現在準備中です。

慌ただしい時間が過ぎている今の社会では、ちょっとふしぎに感じるかもしれませんが、「待つ」ということはとても重要な作業です。

冬の間に、土がしっかり栄養分を蓄え、いずれくる時に備えています。

我々もまた、たくさんの出会いを期待しつつ現在充電中です。

今年も皆さまの応援、宜しくお願い致します。

皆さまにとって素敵な一年になりますように。

2018年12月26日 新たな挑戦②

2018/12/26

今年の半田畑のほうき草は、茎の生長が芳しくなく、手編み箒にするにはほぼ全滅の状態でした。そこで脱穀できるくらいの茎を残し、それ以外の茎は思い切って切り落とすことにしました。そして穂先だけを束ねた上で、脱穀、乾燥、煮沸、乾燥を行い、ほうき草の原料を仕上げました。


新たな挑戦02
これが出来上がった半田畑の原料です。

見た通り、手編みするだけの茎の長さがありません。また、茎の一部は虫に喰われていました。ただ、穂は元気です。これらを活用するため、穂の長さと色を見ながら、原料を整えます。


新たな挑戦02
長さ(28~32cmほど)と色(青々しい草と黄色掛かった草)で選別しました。

準備した原料の穂先を揃えながら15本ほどでまとめ、穂先の根元を針金で結束します。何となく箒の束になってきました。これらを以下の手順で束ねます。


新たな挑戦02
新たな挑戦02
新たな挑戦02
新たな挑戦02
カット後の様子

次にこれらの束を組み立てます。組み立てには竹串を使います。


新たな挑戦02
新たな挑戦02
新たな挑戦02
柄とほうき草を固定するために樹脂カバーを差し込み、タッカーで止めます。
その後、コシを出すためにミシン掛けを行い、余分な穂先をカットし、整えて完成です。


新たな挑戦02
新たな挑戦02
新たな挑戦02
新たな挑戦02
新たな挑戦02
完成です。

本来は捨てるはずだったほうき草から上質の箒(ほうき)が出来上がりました。
手編み箒よりも軽く、穂が一定の厚みで均一に整っているので、掃き心地はむしろ良くなったように思えます。

実はこの製法、当社が1950年代に開発した製法をベースにしています(現在は海外に生産が移行し、日本ではこの製法での生産はほとんど行われていません)。ただ、日本でほうき草を復活させ、それを根付かせるためには不可欠な製法だと思われます。手編みだけでは破棄する量が多く、あまりにも非経済的です。

(ちなみに、この製法で作られた箒(ほうき)は「吾妻箒(あづまほうき)」と名付けられ、全国に販売されていました。そう、このホームページ名と同じです。)

半田畑のほうき草の活用が成功したことを契機に、来年はこの吾妻箒の製法を活用し、箒の可能性をさらに探ってみたいと思っています。

ほうき草の栽培を復活したことから始まった数々の物語。50年以上経過した今だからこそ、なしえることもあるのではないかと思っています。今から来年が来るのが楽しみです。

今年一年本当にありがとうございました。そして来年も宜しくお願い致します。

2018年12月19日 新たな挑戦①

2018/12/19

もうすぐクリスマス、そしてお正月ですね。
子どものころはクリスマスケーキよりもお年玉がもらえるお正月に魅力を感じ、この時分から「もういくつ寝ると・・」と思ったものです。ただその狭間にある大掃除は・・・、いつも逃亡していました。
 ある調査によると、夫と妻では大掃除に対する満足度が違うそうで、男性は「きれいになった」ことに重きを置き、女性は「一緒にやってくれた」ことに重きを置くとのこと。母から見て、子どもの頃の私は憎たらしい存在だったのだろうと今更ながら思います。

 (懺悔はこのくらいにして・・・)

今年も無事にほうき草の収穫も終え、明治神宮にも箒(ほうき)を奉納することができました。ただここ2,3年、ほうき草の収穫をしたときに残念に思うのが、箒(ほうき)にできないほうき草が大量に発生すること。主には以下のほうき草です。
①茎が短く、編み込みができないもの
②茎の一部が虫に食われ、編み込みができないもの
③生長の過程で穂が曲がってしまったもの
④穂が短く、掃く機能が満たないもの

手間暇かけてほうき草を作ったにもかかわらず、これらは捨てざるを得ません。ただ、①と②については箒の生命線である“掃く機能”には何ら影響がなく、ただ編み込みができないだけです。これらを箒に使えないか、今年は手編み箒を作る傍ら、これらのほうき草の活用についても検討をしておりました。

そして、遂に出来上がりました。


新たな挑戦1

詳しいお話は次週にお伝えいたします。今年ももう大詰めですね。
寒暖差が激しい今日この頃、お体に気を付けてお過ごし下さい。

2018年11月17日 紅あずま 収穫しました。

2018/11/21

ほうき草の栽培の傍ら、育ててきた紅あずま。今日はいよいよ収穫です。2週間ほど収穫を見送りましたが、さて状態はいかに・・?


紅あずま
青々と紅あずまの葉が茂っています。


紅あずま
紅あずま
まずはツルを鎌で切り、掘れる状態にします。


紅あずま
さぁ、芋の状態はいかに?


紅あずま
掘れども芋が見当たりません。


紅あずま
あったと思いきや、極小サイズ・・・。


紅あずま
とはいえ、少しは収穫できました。

ただ、振る舞う焼き芋の量としては、かなり不足しています。
12月8日(土)に開催するアズマ感謝祭。さて、どうしましょう?

それはそれ、今後考えるとして、この畑から今年もたくさんの感動をいただきました。
ありがとう。

来年もこの畑で新たな夢を見たいと思います。畑さん、それまでゆっくりとお休みください。お疲れさまでした。


紅あずま

2018年11月3日 明治神宮例祭

2018/11/14

11月3日(土)に明治神宮で開催された例祭に参列しました。今年も収穫した原料で編み上げた「濱松出世手編みほうき」を奉納させて頂きました。


 明治神宮例祭
AM9:00 晴天に恵まれ、穏やかな気候の中、参拝させて頂きました。


 明治神宮例祭


 明治神宮例祭
御社殿に向かう道中に花や盆栽の奉献品が飾られています。


 明治神宮例祭
御社殿への鳥居をくぐります。


 明治神宮例祭
鳥居をくぐると早速、全国から多くの奉献品が並べられていました。


 明治神宮例祭
北海道から沖縄まで県ごとに様々な特産物が飾られています。


 明治神宮例祭
静岡県特産物の中に我社の「濵松出世ほうき」が飾られています。


 明治神宮例祭
 明治神宮例祭
昨年に引き続き、特産物のパンフレット等が閲覧できるよう用意されています。
「濵松出世ほうき」に興味を持った方が当ブログにもアクセス頂けるよう、パンフレットを掲載させて頂きました。


 明治神宮例祭
AM10:00より約2時間にわたり祭典が執り行われました。
祭典中の写真撮影はNGのアナウンスがあったため、写真はありませんが、
静寂な雰囲気の中、無事執り行われました。

明治神宮秋の大祭が無事終了した翌週に、「濵松出世ほうき」が早速2本(長柄1本・短柄1本)ご注文を頂きました。
奉献品を見て頂いた方からのご注文だったか定かではありませんが、非常に嬉しいタイミングでした。

引き続き、ほうきPJの活動や国産ほうきの存在を認知して頂けるよう、活動して参ります。

2019年の活動も既に準備が進んでおり、今年同様に浜北での栽培にて調整中です。
今から来年が楽しみです。

2018年10月29日 今年の濱松出世箒です。

2018/11/08

たくさんの協力をいただき、今年も無事にほうき草の収穫を終えました。そして、ついに今年のほうき草で編んだ手編み箒が完成いたしました。


今年の濱松出世箒です
今年収穫できた原料の様子です。
色、しなやかさ共に例年以上の手応えを感じております。


今年の濱松出世箒です
2018年濱松出世手編みほうきです。

箒(ほうき)職人鈴木様に2018年濱松出世手編みほうきを編込んで頂きましたが、鈴木様が言うには「今年の材料は、ほうき草の穂が非常に長いものが少なくなって、扱いやすくなったように感じました」「穂があまり長いとほうきが大ぶりになったり、かといって先を切り詰めると穂先が硬くなったりしますので」とのこと。


今年の濱松出世箒です

今年の原料は、茎の太さも太過ぎず、穂の長さも極端に長い物も少なく、全体的にバランス良くまとまった感があります。

これは、種を直播きからポット栽培に変更した結果と考えられます。
引き続き、来年に向けて今年の原料のサイズ感をベースに栽培できるよう進めて参りたいと考えます。

追記)
今年も明治神宮秋の大祭にて国産手編みほうき(濱松出世手編みほうき)を奉献させて頂ける事となりました。
来る11/1~11/3の秋の大祭に向けて発送させて頂きました。

2018年10月28日 忘れていませんか? 紅あずま

2018/10/31

ほうき草の収穫を終え、ひと段落したのもつかの間、今年の天気異常は紅あずま(芋の名前)にも悪影響を与えています。
12月8日(土)に開催するアズマ感謝祭。昨年の感謝祭に振る舞った「焼き芋」が好評でしたので、今年もほうき草を育てる同じ畑で紅あずまをひっそりと作ってきましたが、この紅あずま・・・、なかなか生長しません。(2週間前に比べれば少し大きくなったような気がしますが・・・。)


忘れていませんか
写真タイルの大きさは15cm、一番長いもので実質12cm程度でしょうか?

半田畑の北隣の畑のさつまいもは2~3週間植え付けが早かったと思いますが、 まだ収穫していません。そこのご主人はそろそろ掘るとのことでした。

そこから推測すれば11月中旬ごろまで待って、掘り出したらと思いますが、果たして生長するかどうかです。

自然相手はなかなか思うようにはいかないものですね。
生長を引き続き見守りたいと思います。

2018年9月26日 雑談 ほうきって必要?

2018/09/26

掃除機が家庭に行き渡り、お掃除ロボも普及しつつある現在、「ほうきって必要?」という声をちらほらいただきます。
特に室内を掃くための座敷ほうき。
「えっ、まだ売っているの?」とびっくりされる方もこれまたちらほら・・・いらっしゃいます。
ということで実際に座敷ほうきを購入している方に、なぜ買っているのかを聞いてみました。
その中で面白いなぁと思ったのが、「リズムを整えるのにちょうどいいから」。
自分のペースで規則正しい動作(振り子のような動作)をすることで、なんとなく気持ちが落ち着くのだとか。
外ではとかく振り回されがちなので、せめて帰ってからは自分のペースでゆっくりしたいとのことでした。
テスト勉強する前に、周りをお掃除することで気持ちを収めている状況にちょっと似ているかもしれませんね。
以上、雑談でした。

2018年8月31日 煮沸

2018/09/12

収穫したほうき草はその日のうちに種を取り除き、3~5日間天日干し(日陰干しでも可)します。天日干しによりほうき草の乾燥が進むので、カビの発生を防ぐことができます。と同時に、いつの間にかほうき草についた虫たちがいなくなります。

しかし、ほうき草は天日干し後もゆっくりと成長を続けており、そのままにしておくとほうき草そのものが固くなってしまいます。 柔らかいほうき草にするためには、煮沸して成長を止める必要があります。

今年も昨年お借りした浜松工業技術支援センター様(浜松市北区新都田)の設備を使って煮沸します。


煮沸
煮沸
90℃ほどのお湯の中にほうき草を入れ、茹で上げます。


煮沸
2時間半ほどで作業は完了し、午後から天日干しを行います。


煮沸
午後から竜南倉庫に移動し、天日干しを行います。
1本1本丁寧にほうき草を並べて乾燥させます。


煮沸
約1時間半で一度、表裏を返し、引き続き裏面を良く乾かします。
3時間ほど天日干しし、この日の作業は完了です。

この後、3日間ほど天気の様子を見ながら天日干しを行います。良く乾燥させれば、箒(ほうき)づくりの原料としての準備は完了です。

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