-2020年ほうき草プロジェクト記事一覧-

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 12

2020/02/13

2020年2月7日 短期集中! ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

連日の作業から課題が見えてきております。
本日から課題部分を集中的に練習し、レベルアップを図ります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から12
綴じ(とじ)の部分を集中して練習します。

スピードよりも丁寧さが重要ですが、試しに作業時間を計りながら作業してみます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から12
写真では分かりづらいですが、まずまずキレイにできました。
 

      気になるタイムは…

 

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から12

 

  20分!

 

師匠のタイムを計ったことがないので、このタイムが速いのか?遅いのか?

まず、間違いなく遅いと思います。
作業している本人が遅いと感じているので間違いありません。

落ち込んでいる時間はありませんので、まずはこのタイムを最低ラインとして繰り返し練習していきます!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から12
この日、5回目の作業タイムです。
 

およそ2分短縮できました。
何度か同じ箒で練習しているので、糸を通しやすくなっている事も影響してのタイム短縮ですが、それでも本日の進歩として捉えます。

このような作業もデスクワークも、時にはタイムを計ってみると面白いです。
1分間って、計ってみると結構長いです。
5分あれば、なんでもできそうな気がしてきます。

しばらく集中的に練習に励みます!

 

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 11

2020/02/10

2020年2月5日 反復練習 ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

いつもご覧いただきありがとうございます。
今日も編込みの練習に励んでおります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から11
最近では、手つきはだいぶ慣れてきました。
編み込むスピードも少し速くなりました。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から11
側面から見た様子です。
 

厚さ方向のズレも見ながら編み込みます。
全体のバランスを見ながら進めることが重要です。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から11
綴じ(とじ)と呼ばれる工程です。
 

こちらの工程が苦手で、作業のスピードも完成度もまだまだです。
しばらく、こちらの工程を重点的に練習し、レベルアップを図ります。

今日も地道な練習は続きますが、1つ1つ目的を持って取り組んで参ります。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 10

2020/02/06

2020年2月3日 種の準備が進んでます。 ほうき草栽培

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

 

みなさま、こんにちは!
本日も引き続き、ほうき草の種の準備を紹介します。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から10
前回の種もみが完了した様子です。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から10
こちらに水を入れます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から10
水を入れよく かき混ぜます。
 

少し待つと、実のつまった種は沈みます。
水に浮いている未熟な種や、不純物を静かに取り除きます 。

はやる気持ちを抑え、丁寧に作業していきます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から10
だいぶキレイになってきました。
実のつまった良い種が用意できそうです!
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から10
続いて、種をよく 乾燥させます。

陰干しで、小まめに新聞紙を交換し、しっかり乾燥させる事がポイントです。
丸1日乾燥し、しっかり水気を取りました。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から10
種の準備が完了です!

この後は冷暗所に保管し、じっと春を待ちます。

過去の栽培から種の重要性を認識しているため、じっくりと作業しました。
効率を上げることも大切ですが、要所でしっかりと時間をかけ、良い物を作っていきたいと思います!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 9

2020/02/03

2020年1月30日 今年もやります! ほうき草栽培

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

 

こんにちは!
暦の上でも大寒を過ぎ、気温が上がる日も増えてきました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
伊藤は今日もまた珍しい作業をしております。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
何やらあやしい袋をひっぱり出してきました。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
中身を見てもまだあやしい雰囲気ですが、こちらは昨年収穫したほうき草の種です!

今年も地元浜松産のほうき草を育てるべく、種の準備を始めます。
種まきは5月上旬ごろなので、まだ気が早いような気もしますが、暖かくなってからはあっと言う間に日が過ぎてしまいます。

今のうちから準備を整えておきます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
種を少しずつ桶に移し、種をもんでいきます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
種をもむことで、余分なカラやヒゲ(写真赤丸)を取り除きます。
 

 

余分なものを取り除きながら、しばらく種もみを続けると・・・

 

 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
まるでキャビアのような黒く艶のある種がたくさん顔を出します!
こんなたくさんのキャビアを見たことはありませんが。
 

キレイに見えますが、まだまだカラの残りや熟していない種が混ざっています。
次回はこちらを、更に選別していきます。
次回の更新をお楽しみに!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 8

2020/01/30

2020年1月28日 新商品開発!? ハンドほうき

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

おはようございます!
今日も箒作りの練習に励んでおります。
毎日地道に練習を繰り返しておりますが、時にはこんな変わった事もしております。

先日、少し空いた時間に試作品を作ってみました!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
こちらが完成した箒です。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
ほうき草の選別の際に取り除かれる「ガリ芯」と呼ばれる幹の太い穂です。

「ガリ芯」は穂が硬く折れやすいので、手編みほうきには使えない部分です。
こちらの使い道を探しておりましたが、小さいハンドタイプのブラシには使えそうかも?と思い、試作してみました。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
ガリ芯のみで束ねます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
束ねた芯に茎、皮穂とかぶせていきます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
編み糸で締め上げていき、
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
持ち手の部分を少し編込んでみました。
出来栄えは・・・?
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
端の処理は、いまいちですが、
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
持ち手部分は良い味が出ております。

実用性・見た目ともに課題はありますが、新しい物を作ってみる事も時には必要かも知れません。
また時間を見つけて、試作してみたいと思います!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 7

2020/01/27

2020年1月24日 半田畑のほうき草で箒作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

皆さま、こんにちは!今日も元気に活動しております。
本日は昨年の夏に収穫した半田畑のほうき草を使って、箒作りをおこないます。
今回作るホーキは、こちら!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
製造開始から66年目、今も愛される「カバーほうき」です(画像は50年前?くらいのチラシです)。
しかし、なかなかレトロで雰囲気のあるチラシですね。
 

 

            では早速、作業開始です!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
ほうき草を選別し、針金で束ねていきます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
束ねたほうき草を樹脂性のヘッドに収めて金具で固定します。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
穂の根元をミシンがけします。
このひと手間が穂に適度な張りをあたえ、穂抜け防止にもつながります。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
布のカバーを取り付けて完成です。
まずまずキレイに仕上がりました。
 

発売当時からほとんど姿を変えず、60年以上販売されている「カバーほうき」
まさに、当社で一番歴史を知る社員と呼んでしまっても良いでしょう。

江戸時代から続く手編み箒もそうですが、良いものは形を変えずに残る(または、人の手によって残される)物なのかも知れません。

あと34年経てば、発売開始から100年の節目です。100年の節目を目指して今日も頑張ります。
100年目の節目には何かイベントができたら楽しそうです!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 6

2020/01/23

2020年1月23日 ほうき作りを支える、愛すべき道具たち 2

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

皆さま、こんにちは。

今日も前回に続いて、伊藤がほうき作りに使用している道具を紹介したいと思います。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
こちら「目打ち」と言う道具になります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
  目打ちは、編込んだ穂の位置を修正したり、



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
  ドリルで穴を空ける位置に下穴を空けたりと、活躍します。 


こちらも定期的にメンテナンスします。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
サビ取り剤を吹き付け、布で拭きあげます。
キレイに汚れを落とした後、サビ防止スプレーを吹きかけ作業終了です。

目打ちは、さほど出番は多くありませんが、もちろん欠かせない道具です。
今日もこんな相棒たちと、ほうき作りに励んでおります。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 5

2020/01/20

2020年1月20日 ほうき作りを支える、愛すべき道具たち 1

 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

 

皆さま、こんにちは。
今日は、伊藤がほうき作りに使用している道具をご紹介したいと思います。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
こちらは、メインの道具となります。支柱と呼ばれる器具です。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
編込みの際、糸を引っ張る支柱として活躍します。
糸にテンションを保って原料を編み上げていきます
 
こちらの器具を年末にメンテナンスしました。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
糸を巻きつける当て布もだいぶ汚れてきたので、一度外します。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
固く絞ったクロスで支柱を拭きます。

ちなみにこちらのクロスですが、当社の人気商品「ふしぎクロス」というアイテムです。

※ふしぎクロスを詳しく知りたい方は、こちら↓↓↓
  【ロングセラー】【年間21万枚販売】 TKふしぎクロス4色組____

おもいっきり宣伝ですが、本当に優れたアイテムなので、機会があればぜひ、お手に取って頂きたい一品です。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
支柱の根元部分に少しガタつきが出ていましたので、木工用ボンドで補強し、釘を叩き直しておきました。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
当て布も新しい物を巻きなおし、キレイにメンテナンスできました。
 

こちらの器具は編込みを習い始めた当初、師匠から寸法を教えてもらい、材料を買って自分で組み立てました。
簡単な物でも自分で作った物には、やはり愛着がわきます。
まだまだ作り手と同じく青々としておりますが、一緒に年を重ね、味のある木色に変化するのが楽しみです。

 

今日は、ほうき作りに欠かせない、相棒を紹介させていただきました。
また他の相棒たちも紹介していきたいと思いますので、ぜひご覧ください!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 4

2020/01/16

2020年1月16日 ほうき草の選別 着々と積み上げています。

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
引き続き選別作業に集中しています。
量が確保できてきましたが、まだまだ作業は続きます。

2019年産の原料を選別していますが、「芯」と呼ばれる穂の内側に使われる原料が多く確保できている状況です。
本来は、「皮穂」と呼ばれる、色がキレイで穂の量が豊富な原料を多く確保したいところです。
この辺りは、原料栽培における今後の課題ですね。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
手編み箒に使えない原料も多く出ます。
こちらは、伊藤の編込み練習に活用したり、カバーほうきの原料となります。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
選別の合間に少しずつ時間を作り、編込みの練習もおこなっています! 


毎日少しずつでも手を動かすこと が大事だと考えています。
あのタイガー・ウッズやイチロー選手も、毎日の基礎トレーニングの重要性を語っているのを聞いたことがあります。 
一流の技術を身に付けるための近道はありません。
今日も地道に歩んでいきます!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 3

2020/01/13

2020年1月13日 地味な作業・・・? ほうき草の選別。

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から3
こちらは、昨年の夏に収穫した原料です。
選別という作業をおこないます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から3
  1本ずつ穂の長さや状態・色などを見極めながら分けていきます。

ほうきの編込みと言うと、どうしても実際の編込み作業に注目しがちですが、実はこの選別作業がものすごく重要です。
もしかしたら、ほうきの出来栄えの50%ほどがこの選別作業で決まってしまうと言っても大げさではないかも知れません(所感です)。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から3
  選別した原料は、このように用途をメモして保管します。
写真は短柄(短い柄の箒)用の皮穂(外側に使うキレイな穂)となります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
  選別済みの原料です。

たくさん原料を蓄えるよう、しばらく選別作業を集中しておこないます。
昔の農家さんも冬の畑作業が出来ない時期に、家の中で夏に収穫したほうき草を使って箒作りをしたようです。春はまだ先です。

選別作業は地道な作業ですが、良い仕事には良い準備から!何事も準備や過程がとても大切ですね。

今日は、地味な作業・・・? いいえ!とても重要で手の抜けない作業のお話でした。

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