-2020年ほうき草プロジェクト記事一覧-

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 9

2020/02/03

2020年1月30日 今年もやります! ほうき草栽培

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

 

こんにちは!
暦の上でも大寒を過ぎ、気温が上がる日も増えてきました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
伊藤は今日もまた珍しい作業をしております。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
何やらあやしい袋をひっぱり出してきました。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
中身を見てもまだあやしい雰囲気ですが、こちらは昨年収穫したほうき草の種です!

今年も地元浜松産のほうき草を育てるべく、種の準備を始めます。
種まきは5月上旬ごろなので、まだ気が早いような気もしますが、暖かくなってからはあっと言う間に日が過ぎてしまいます。

今のうちから準備を整えておきます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
種を少しずつ桶に移し、種をもんでいきます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
種をもむことで、余分なカラやヒゲ(写真赤丸)を取り除きます。
 

 

余分なものを取り除きながら、しばらく種もみを続けると・・・

 

 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
まるでキャビアのような黒く艶のある種がたくさん顔を出します!
こんなたくさんのキャビアを見たことはありませんが。
 

キレイに見えますが、まだまだカラの残りや熟していない種が混ざっています。
次回はこちらを、更に選別していきます。
次回の更新をお楽しみに!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 8

2020/01/30

2020年1月28日 新商品開発!? ハンドほうき

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

おはようございます!
今日も箒作りの練習に励んでおります。
毎日地道に練習を繰り返しておりますが、時にはこんな変わった事もしております。

先日、少し空いた時間に試作品を作ってみました!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
こちらが完成した箒です。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
ほうき草の選別の際に取り除かれる「ガリ芯」と呼ばれる幹の太い穂です。

「ガリ芯」は穂が硬く折れやすいので、手編みほうきには使えない部分です。
こちらの使い道を探しておりましたが、小さいハンドタイプのブラシには使えそうかも?と思い、試作してみました。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
ガリ芯のみで束ねます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
束ねた芯に茎、皮穂とかぶせていきます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
編み糸で締め上げていき、
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
持ち手の部分を少し編込んでみました。
出来栄えは・・・?
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
端の処理は、いまいちですが、
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
持ち手部分は良い味が出ております。

実用性・見た目ともに課題はありますが、新しい物を作ってみる事も時には必要かも知れません。
また時間を見つけて、試作してみたいと思います!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 7

2020/01/27

2020年1月24日 半田畑のほうき草で箒作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

皆さま、こんにちは!今日も元気に活動しております。
本日は昨年の夏に収穫した半田畑のほうき草を使って、箒作りをおこないます。
今回作るホーキは、こちら!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
製造開始から66年目、今も愛される「カバーほうき」です(画像は50年前?くらいのチラシです)。
しかし、なかなかレトロで雰囲気のあるチラシですね。
 

 

            では早速、作業開始です!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
ほうき草を選別し、針金で束ねていきます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
束ねたほうき草を樹脂性のヘッドに収めて金具で固定します。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
穂の根元をミシンがけします。
このひと手間が穂に適度な張りをあたえ、穂抜け防止にもつながります。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
布のカバーを取り付けて完成です。
まずまずキレイに仕上がりました。
 

発売当時からほとんど姿を変えず、60年以上販売されている「カバーほうき」
まさに、当社で一番歴史を知る社員と呼んでしまっても良いでしょう。

江戸時代から続く手編み箒もそうですが、良いものは形を変えずに残る(または、人の手によって残される)物なのかも知れません。

あと34年経てば、発売開始から100年の節目です。100年の節目を目指して今日も頑張ります。
100年目の節目には何かイベントができたら楽しそうです!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 6

2020/01/23

2020年1月23日 ほうき作りを支える、愛すべき道具たち 2

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

皆さま、こんにちは。

今日も前回に続いて、伊藤がほうき作りに使用している道具を紹介したいと思います。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
こちら「目打ち」と言う道具になります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
  目打ちは、編込んだ穂の位置を修正したり、



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
  ドリルで穴を空ける位置に下穴を空けたりと、活躍します。 


こちらも定期的にメンテナンスします。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
サビ取り剤を吹き付け、布で拭きあげます。
キレイに汚れを落とした後、サビ防止スプレーを吹きかけ作業終了です。

目打ちは、さほど出番は多くありませんが、もちろん欠かせない道具です。
今日もこんな相棒たちと、ほうき作りに励んでおります。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 5

2020/01/20

2020年1月20日 ほうき作りを支える、愛すべき道具たち 1

 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

 

皆さま、こんにちは。
今日は、伊藤がほうき作りに使用している道具をご紹介したいと思います。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
こちらは、メインの道具となります。支柱と呼ばれる器具です。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
編込みの際、糸を引っ張る支柱として活躍します。
糸にテンションを保って原料を編み上げていきます
 
こちらの器具を年末にメンテナンスしました。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
糸を巻きつける当て布もだいぶ汚れてきたので、一度外します。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
固く絞ったクロスで支柱を拭きます。

ちなみにこちらのクロスですが、当社の人気商品「ふしぎクロス」というアイテムです。

※ふしぎクロスを詳しく知りたい方は、こちら↓↓↓
  【ロングセラー】【年間21万枚販売】 TKふしぎクロス4色組____

おもいっきり宣伝ですが、本当に優れたアイテムなので、機会があればぜひ、お手に取って頂きたい一品です。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
支柱の根元部分に少しガタつきが出ていましたので、木工用ボンドで補強し、釘を叩き直しておきました。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
当て布も新しい物を巻きなおし、キレイにメンテナンスできました。
 

こちらの器具は編込みを習い始めた当初、師匠から寸法を教えてもらい、材料を買って自分で組み立てました。
簡単な物でも自分で作った物には、やはり愛着がわきます。
まだまだ作り手と同じく青々としておりますが、一緒に年を重ね、味のある木色に変化するのが楽しみです。

 

今日は、ほうき作りに欠かせない、相棒を紹介させていただきました。
また他の相棒たちも紹介していきたいと思いますので、ぜひご覧ください!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 4

2020/01/16

2020年1月16日 ほうき草の選別 着々と積み上げています。

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
引き続き選別作業に集中しています。
量が確保できてきましたが、まだまだ作業は続きます。

2019年産の原料を選別していますが、「芯」と呼ばれる穂の内側に使われる原料が多く確保できている状況です。
本来は、「皮穂」と呼ばれる、色がキレイで穂の量が豊富な原料を多く確保したいところです。
この辺りは、原料栽培における今後の課題ですね。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
手編み箒に使えない原料も多く出ます。
こちらは、伊藤の編込み練習に活用したり、カバーほうきの原料となります。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
選別の合間に少しずつ時間を作り、編込みの練習もおこなっています! 


毎日少しずつでも手を動かすこと が大事だと考えています。
あのタイガー・ウッズやイチロー選手も、毎日の基礎トレーニングの重要性を語っているのを聞いたことがあります。 
一流の技術を身に付けるための近道はありません。
今日も地道に歩んでいきます!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 3

2020/01/13

2020年1月13日 地味な作業・・・? ほうき草の選別。

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から3
こちらは、昨年の夏に収穫した原料です。
選別という作業をおこないます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から3
  1本ずつ穂の長さや状態・色などを見極めながら分けていきます。

ほうきの編込みと言うと、どうしても実際の編込み作業に注目しがちですが、実はこの選別作業がものすごく重要です。
もしかしたら、ほうきの出来栄えの50%ほどがこの選別作業で決まってしまうと言っても大げさではないかも知れません(所感です)。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から3
  選別した原料は、このように用途をメモして保管します。
写真は短柄(短い柄の箒)用の皮穂(外側に使うキレイな穂)となります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
  選別済みの原料です。

たくさん原料を蓄えるよう、しばらく選別作業を集中しておこないます。
昔の農家さんも冬の畑作業が出来ない時期に、家の中で夏に収穫したほうき草を使って箒作りをしたようです。春はまだ先です。

選別作業は地道な作業ですが、良い仕事には良い準備から!何事も準備や過程がとても大切ですね。

今日は、地味な作業・・・? いいえ!とても重要で手の抜けない作業のお話でした。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 2

2020/01/09

2020年1月9日 ほうき作り  練習あるのみ

 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

 

おはようございます!今朝はいつもより冷え込んでおります。と言ってもここ静岡県西部地方は比較的温暖な気候で、雪もめったに降りません。
これで寒いと言ったら怒られますね。。。
今日もラジオ体操で体をほぐし、作業に取り掛かります。
ひたすら「練習あるのみ」です。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から2
原料の余った茎部分を使って練習します。
通称「カラ」と呼ばれるこの部分ですが、手編み箒の内部に使われていたり、練習の材料になったりと大活躍です。

 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から2
一連の動きが身に 付くように、数をこなします 。
出来栄えが一番重要ですが、スピードも同時に求められます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から2
とは言え、駄作をいくつも作っても意味が無いの で、一つずつ反省点を確認しながら反復練習です。
地道な作業ですが、一歩ずつ確実に進んで参りたいと思います。 
 

 

そう言えば、ほうき草(ホウキモロコシ)は捨てる部分が無いと聞いたことがあります。
種は家畜のエサとなり、穂や茎は余すことなく 利用されます。

完成した箒も最初は室内で使用し、古くなってくると土間・屋外で使用し、最後に使えなくなると燃料として燃やしたようです。
まさに、物を大切にする「もったいない精神」の原点とも言えます。

私も最後まで大切に愛用して頂けるような箒が早く作れるよう、練習に励みます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 1

2020/01/06

2020年1月6日 新年あけましておめでとうございます&はじめまして!

 

あらためまして、新年あけましておめでとうございます。
本年も当社の活動および、当ブログをよろしくお願い致します。

2020年、新しい1年のスタートをきっかけに、今回から箒職人(見習い)の伊藤が当ブログを執筆させて頂く事となりました!よろしくお願い致します。

今までも伊藤の活動を基にホームページ作成スタッフが記事をまとめておりましたが、もっと読者の皆様と身近になれたらと思い、直接書かせていただく事になりました!
今までよりも更に「ほうきの事」・「お掃除の事」を知ってもらえるよう発信していきたいと思います。
よろしくおねがいします。

 

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から1

では早速、新年1発目と言う事で、伊藤の新年の抱負と言いますか、直近での目標を発表させて頂きたいと思います。
伊藤自身ズボラな性格もあり、この場を借りて目標を掲げる事で、自分にプレッシャーを与えながら活動していきたいと思います。

テーマは、ズバリ!!

 

「極める」

 

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から1
その一、ほうきの編込み 
 
現在、箒職人を志し、愛知在住の職人鈴木氏に編込みを教わっております。
※職人鈴木氏についてはこちら↓↓↓
___【ほうき作り】【この道20年】職人 鈴木氏のご紹介___

短柄と呼ばれる箒の編込み工程を一通り覚えました。
ですが、まだまだ技術的に未熟で、人前に出せるレベルではありません。
まずは、商品として販売できるレベルまで高められるよう日々、精進して参ります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から1
その二、原料栽培について
 

自分自身で編込みを始めた事により、今まで気づく事ができなかった原料の良し悪しが見えてくるようになりました。
原料の細かな説明は、またの機会にお話しさせて頂きますが、おおまかに言うと今までは表面上の良し悪ししか理解しておりませんでした。
原料を実際に自分自身で扱うようになり、細かな点や安定した品質の原料を作る大切さを改めて理解できるようになりました。

サポートして頂いている農家さんと、たくさん意見交換し、原料栽培についても極めていけるよう目標として掲げます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から1
その三、極めた人(極めようとしてる人)との交流
 

5年前に「ほうき再現プロジェクト」がスタートし、これまでに多くの方々と接してきました。
※ほうき再現プロジェクトについてはこちら↓↓↓
___【ほうき草】【東海道五十三次 濵松・冬枯れノ図】再現プロジェクト___

栽培を助けて頂いている農家さんをはじめ、その道のプロ(極めている人)と接する事により知らなかった世界や新たな発見がたくさんありました。
今後はそんな「極めた人」をピックアップし、時には当プロジェクトとコラボレートし、プロジェクトの活性化を図りたいと考えております。

 

以上、長々とお付き合いありがとうございました。
少々熱く語ってしまいましたが、わくわくするような活動ができたらいいなと思います!

真剣に、楽しみながら、ときどき脱線しながら(会社に止められないレベルでの脱線にしときます笑)ブログをご覧のみなさまにも、一緒にわくわくして頂けるような発信ができたらなと思っております。今後ともよろしくお願いします。

 

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