-2020年ほうき草プロジェクト記事一覧-

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 3

2020/01/13

2020年1月13日 地味な作業・・・? ほうき草の選別。

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から3
こちらは、昨年の夏に収穫した原料です。
選別という作業をおこないます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から3
  1本ずつ穂の長さや状態・色などを見極めながら分けていきます。

ほうきの編込みと言うと、どうしても実際の編込み作業に注目しがちですが、実はこの選別作業がものすごく重要です。
もしかしたら、ほうきの出来栄えの50%ほどがこの選別作業で決まってしまうと言っても大げさではないかも知れません(所感です)。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から3
  選別した原料は、このように用途をメモして保管します。
写真は短柄(短い柄の箒)用の皮穂(外側に使うキレイな穂)となります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
  選別済みの原料です。

たくさん原料を蓄えるよう、しばらく選別作業を集中しておこないます。
昔の農家さんも冬の畑作業が出来ない時期に、家の中で夏に収穫したほうき草を使って箒作りをしたようです。春はまだ先です。

選別作業は地道な作業ですが、良い仕事には良い準備から!何事も準備や過程がとても大切ですね。

今日は、地味な作業・・・? いいえ!とても重要で手の抜けない作業のお話でした。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 2

2020/01/09

2020年1月9日 ほうき作り  練習あるのみ

 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

 

おはようございます!今朝はいつもより冷え込んでおります。と言ってもここ静岡県西部地方は比較的温暖な気候で、雪もめったに降りません。
これで寒いと言ったら怒られますね。。。
今日もラジオ体操で体をほぐし、作業に取り掛かります。
ひたすら「練習あるのみ」です。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から2
原料の余った茎部分を使って練習します。
通称「カラ」と呼ばれるこの部分ですが、手編み箒の内部に使われていたり、練習の材料になったりと大活躍です。

 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から2
一連の動きが身に 付くように、数をこなします 。
出来栄えが一番重要ですが、スピードも同時に求められます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から2
とは言え、駄作をいくつも作っても意味が無いの で、一つずつ反省点を確認しながら反復練習です。
地道な作業ですが、一歩ずつ確実に進んで参りたいと思います。 
 

 

そう言えば、ほうき草(ホウキモロコシ)は捨てる部分が無いと聞いたことがあります。
種は家畜のエサとなり、穂や茎は余すことなく 利用されます。

完成した箒も最初は室内で使用し、古くなってくると土間・屋外で使用し、最後に使えなくなると燃料として燃やしたようです。
まさに、物を大切にする「もったいない精神」の原点とも言えます。

私も最後まで大切に愛用して頂けるような箒が早く作れるよう、練習に励みます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 1

2020/01/06

2020年1月6日 新年あけましておめでとうございます&はじめまして!

 

あらためまして、新年あけましておめでとうございます。
本年も当社の活動および、当ブログをよろしくお願い致します。

2020年、新しい1年のスタートをきっかけに、今回から箒職人(見習い)の伊藤が当ブログを執筆させて頂く事となりました!よろしくお願い致します。

今までも伊藤の活動を基にホームページ作成スタッフが記事をまとめておりましたが、もっと読者の皆様と身近になれたらと思い、直接書かせていただく事になりました!
今までよりも更に「ほうきの事」・「お掃除の事」を知ってもらえるよう発信していきたいと思います。
よろしくおねがいします。

 

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から1

では早速、新年1発目と言う事で、伊藤の新年の抱負と言いますか、直近での目標を発表させて頂きたいと思います。
伊藤自身ズボラな性格もあり、この場を借りて目標を掲げる事で、自分にプレッシャーを与えながら活動していきたいと思います。

テーマは、ズバリ!!

 

「極める」

 

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から1
その一、ほうきの編込み 
 
現在、箒職人を志し、愛知在住の職人鈴木氏に編込みを教わっております。
※職人鈴木氏についてはこちら↓↓↓
___【ほうき作り】【この道20年】職人 鈴木氏のご紹介___

短柄と呼ばれる箒の編込み工程を一通り覚えました。
ですが、まだまだ技術的に未熟で、人前に出せるレベルではありません。
まずは、商品として販売できるレベルまで高められるよう日々、精進して参ります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から1
その二、原料栽培について
 

自分自身で編込みを始めた事により、今まで気づく事ができなかった原料の良し悪しが見えてくるようになりました。
原料の細かな説明は、またの機会にお話しさせて頂きますが、おおまかに言うと今までは表面上の良し悪ししか理解しておりませんでした。
原料を実際に自分自身で扱うようになり、細かな点や安定した品質の原料を作る大切さを改めて理解できるようになりました。

サポートして頂いている農家さんと、たくさん意見交換し、原料栽培についても極めていけるよう目標として掲げます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から1
その三、極めた人(極めようとしてる人)との交流
 

5年前に「ほうき再現プロジェクト」がスタートし、これまでに多くの方々と接してきました。
※ほうき再現プロジェクトについてはこちら↓↓↓
___【ほうき草】【東海道五十三次 濵松・冬枯れノ図】再現プロジェクト___

栽培を助けて頂いている農家さんをはじめ、その道のプロ(極めている人)と接する事により知らなかった世界や新たな発見がたくさんありました。
今後はそんな「極めた人」をピックアップし、時には当プロジェクトとコラボレートし、プロジェクトの活性化を図りたいと考えております。

 

以上、長々とお付き合いありがとうございました。
少々熱く語ってしまいましたが、わくわくするような活動ができたらいいなと思います!

真剣に、楽しみながら、ときどき脱線しながら(会社に止められないレベルでの脱線にしときます笑)ブログをご覧のみなさまにも、一緒にわくわくして頂けるような発信ができたらなと思っております。今後ともよろしくお願いします。

 

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