-職人への道記事一覧-

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 26

2020/04/06

3月31日  早速、作ってみました  ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

ここ数日雨の日が続いており、どんより曇り空ですが、伊藤の気持ちは光明が差し込んできております。
先日、師匠に助言を受けた作りやすいサイズの箒をさっそく作成しております。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から26
こちらが完成したコンパクトバージョンのほうきです。
一見すると、今までと同じ物を作っているように見えますが、、、、


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から26
拡大した様子です。
耳と呼ばれるパーツに並べるほうき草の数を5本に減らしております。
今までは7本並べており、2本少ない分コンパクトに仕上がっております。
耳がコンパクトになることに合わせ、残りの玉(パーツ)も小さめに作ります。
作ってみた感想ですが、今までよりも手に収まる感触が良く、作りやすく感じました。
作業時間も今までより少しだけ早くなり、モノにできている手ごたえがあります。
商品化できるようこの形でしばらく作り込んでみたいと思います。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 25

2020/04/02

3月27日  師匠を訪ねました  箒職人への道

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

3月下旬、完成した箒を見ていただくべく、師匠のもとを訪ねました。
はたして、お墨付きはいただけるでしょうか?


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から25
伊藤の作ったほうきです。

下の師匠のほうきに比べて首の部分が少し形状にメリハリがなく、間延びした感じに仕上がっております。こちらについては、適格なアドバイスをいただきましたので、すぐにでも改善できそうです。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から25
 

 

恐る恐る、出来栄えについてご意見をお聞きしたところ、「全体的な作り方、各工程の作業は問題ないと思うよ。あとは完全に箒が乾燥してみて、糸の緩みがなければ大丈夫じゃないかな?」とのこと。
普段は優しい師匠ですが、箒作りに関して妥協は許しません。その師匠からのこのお言葉は、ギリギリ合格・・との評価です。

但し、師匠からはもう一言・・「やはりまだ全体的にほうき草を扱いきれていない感じはするね」
自分自身、不安に感じていた点でもあったのですが、その点は鋭く指摘されてしまいました。しかしその上で、今の伊藤に合った編み方を、もう少しコンパクトに作れる方法を伝授いただきました。

この方法であれば、今の伊藤にも作りやすい手ごたえを感じています。どんな風に改良したのかは、追ってブログで紹介したいと思います。
師匠の教え一つ一つをかみしめることで、心に広がっていたどんよりとした曇りが一掃されていくのが分かります。

機能的にはもちろん、見た目にも満足できる「伊藤の作った箒」として世に送り出せる道筋が見えてきました。

販売を目指し、一段と加速していきます!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 24

2020/03/30

3月25日  1本1本、丁寧に  ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

皆さま、こんにちは。
新しい作業場での作業も3日目となり、徐々に環境にもなれてきました。
今日も集中して箒作りに励んでおります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から24
作業の様子です。作業環境は申し分ありません。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から24
本日仕上げた1本です。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から24
アップで撮影した様子です。

全体的なバランス、ひとつひとつの工程は上手くできた手ごたえです。
穂首(穂の分かれ目)が少し不揃いになってしまいましたので、意識して作業したいポイントです。

丁寧に編み上げ、納得の1本を持って師匠を訪ねたいと思います。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 23

2020/03/26

3月19日  新しい作業場へようこそ  ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

前回に引き続き、今回も新しい作業場づくりの様子をご紹介します。
本日は箒を吊るす壁掛けラックを作っていきます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から23
板にL字フックを取り付け、壁に固定しました。
 

 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から23
近づくとこんな様子です。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から23
 

早速、ホーキを吊るしてみました。

ホーキを吊るすと雰囲気が出ますね。
我ながら良い出来栄えです。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から23
 

その他の道具も運び込みました。

引っ越しも一通り完了し、作業に集中できる環境ができました。
新しい場所で気持ちもリフレッシュし、一流の箒職人への道を突き進んでまいります!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 22

2020/03/23

3月18日  時には大工にもなります  箒職人

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

3月も中旬まで過ぎており、引っ越しや新生活スタートのシーズンですね。
新生活のスタートに箒を新調してみてはいかがでしょうか?

一人暮らし用におすすめの箒はこちら↓↓↓
___【吾妻箒】一人暮らしでつかう箒___

かく言う私も作業場の移動が決まりました!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から22
新しい作業スペースです。
 

当社磐田工場の移転にともない、生産現場の一角を伊藤の作業スペースとして用意して頂きました。
早速、作業場を作っていきます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から22

作業スペース分のみ底上げし、板を張っていきます。

日曜大工レベルの腕前ですが、楽しみながら作業を進めます。
新しい物を作るのは、とてもわくわくします。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から22
最後にシートを張って作業スペースの完成です。
 

本来見た目は、畳などの方が雰囲気は良いのですが、編込み作業の際に水を使用するため、カビの発生などの観点からビニール製のシートを張ることにしました。
い草のゴザなどは敷いてみても良いかも知れません。

次は箒を吊るすスペースを作成予定です。

手作りですが、作業しやすい環境を作っていきたいと思います。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 21

2020/03/19

3月16日  時間を大切に  ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

みなさま、こんにちは。
最近は時間を見つけては基礎練習に励んでおります。

主に茎を使った編込みの反復練習に時間を使っております。
自分の思い通りに、ほうき草や編み糸を扱えるよう意識して取り組みます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から21
練習サンプルも増えてきました。

編み上げた時の記録をメモで残すようにしております。
日付はもちろん、編み上げた時の感想や、意識したポイントを記入します。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から21
2019年11月15日に作成したものです。

時おり過去の物を見返し、参考にしております。
同じミスを繰り返していては、上達に時間が掛かってしまうため、しっかり意識した作業が重要です。

時にはじっくりと時間を使うことも重要ですが、中身のある時間を過ごせるよう、時間を大切にしていきたいです。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 20

2020/03/16

3月11日  伊藤のルーツ ほうき職人

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

今日は少し寄り道をして、箒職人を目指すわたし、伊藤のルーツを紹介します。

先日、母方の祖父母の家に立ち寄る機会がありました。
祖父は昨年、天寿を全うし他界しておりますが、生前は物づくりが大変好きな人でした。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から20
祖父の作品:ミニチュアの模型です。サイズは幅35㎝ほどでしょうか。
 

俳句や文章を書くのも好きでしたが、ミニチュアの模型などをよく作り、市の作品展などに出展しておりました。
今も祖父の作業場にはいくつか作品が飾ってあります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から20
こんな物や、
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から20
このような作品が並んでおります。
写真で見るとなかなかリアルです。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から20
土間に箒を発見しました!掃除道具が気になってしまうのは職業柄ですね。
 

久しぶりに作品をまじまじと観察したのですが、時間を忘れて見入ってしまいました。

ふと、自分が箒職人を目指したきっかけは、祖父の物づくりが好きという血が潜在的に流れているからかも知れないなと感じました。

祖父は、とにかく他人を驚かせたり、喜ばせたりすることが好きな人でした。

伊藤も自分が作った箒で他人を驚かせたり、喜んでもらえるような作り手になりたいなと改めて思った出来事でした。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 18

2020/03/09

2月26日  臨機応変 ほうき職人特集

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

みなさま、こんにちは。
今日ご紹介するお店はこちら!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から18
???
???

はい。ほうき屋さんではございません。
うどん・おそば屋さんです。
当社浜松本社から5分ほどの距離にあります。大正14年創業(あと5年で創業100年!)の老舗、鈴川屋さんです。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から18
メニュー表
 

お子様メニューも充実、日替わりセットも大人気です!
グルメリポートに慣れていない伊藤は、料理の写真も撮らずに真っ先に完食してしまいました。おいしかったです。

食事後、何やら店員さんと相談する弊社従業員…

 

弊社従業員「OKです!」

???
???
!!!

決まりました!
実は、本日ほうき職人のインタビュー動画の撮影を予定しておりましたが、予定していた場所が急遽使えなくなり、撮影場所を探しておりました。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から18
リハーサルの様子。

ランチタイムの後、急遽場所をお借りすることができました。

料理をしている時は厳しい表情ですが、お話をすると笑顔の優しい大将。
気さくで親切な店員さん。
急なお願いを聞いてくださり本当にありがとうございました。
おかげさまでこの日の撮影は無事終了しました。

一時は、撮影延期も脳裏によぎりましたが、臨機応変に体当たりで進んでいきます。
こんな裏エピソードが詰まったインタビュー動画は今後、ほうき職人特設ページで掲載予定です。
ご期待ください!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 17

2020/03/05

2月26日  険しい道のり ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

いよいよ運命の日がやってきました。
今日は、久しぶりに師匠にお会いし、1年ほど修行してきた成果を確認してもらう日です。
簡単に近況を報告し、さっそく箒を見て頂きます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から16

どきどきしながら様子をうかがいます。


…。

鈍感な伊藤でも分かってしまいました。
師匠は嘘がつけないタイプです。
あまり良い顔をしておりません。

意気消沈しつつも、ご指摘いただいた点を頭に刻みます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から16
一番大きな問題部分です。

右:師匠のほうき
左:伊藤のほうき
師匠の指している部分がキレイに平行に揃っていなければなりません。
伊藤の箒は左下がりに傾いてしまっております。
修行初期に教わった「糸に持っていかれている状態」におちいっていることが原因です。
この後、ジェスチャーをまじえ、手首の使い方、糸の扱いを改めてご指導頂きました。
修正箇所以外にも様々なアドバイスを頂き、3月にもう一度見て頂くことになりました。
まだまだ一人前への道は遠そうですが、厳しくも適確に指導して頂けたことに感謝です。
もっともっと努力します。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 16

2020/03/02

2月20日  奥深きほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

本日は、厳選したほうき草で渾身の1本を編み上げました。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から16
全体の様子です。
少し、竹柄(持ち手部分)のバランスが右に傾いて しまったように感じます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から16
編み込み部分。

練習よりも時間を使ってしまいましたが、いつも以上に丁寧に作業しました。

編み目の細かさや、ほうき草の使い方はまずまずの手応えです。

 

全体のバランスが気になったので、同じ職場のN氏に使用感をテストしてもらいました。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から16
 

ほうきを持ち比べて一言、
N氏「こっち(伊藤が作ったほうき)の方が重く感じるね。」

やはり、師匠の箒に比べて手元に重みを感じるようです。
ほうきの重量が同じでも、バランスがくずれると手元に重量感を感じます。
手編み箒は特に、材料がシンプルゆえに小細工が通用しません。

ほうき作りの奥深さを痛感した日でした。

箒を知る|ホウキの歴史/座敷箒が誕生するまで箒を知る|ホウキの歴史/座敷箒が誕生するまで 商品一覧|商品一覧商品一覧|商品一覧 吾妻箒とは?|吾妻箒の歴史と特徴吾妻箒とは?|吾妻箒の歴史と特徴
PAGE TOP