-職人への道記事一覧-

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 15

2020/02/24

2月18日  渾身の1本作成中! ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から15
先日編み上げたほうき です。
 

全体的には上手に形がまとまったかと思います。
材料は質の悪いほうき草で練習しておりますので、機能性はあまり良くありません。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から15
このような「ガリ芯」と呼ばれるほうき 草で練習しております。

少し手応えをつかんできたので、今回 は「ガリ芯」のない良いほうき草で1本仕上げてみます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から15
「ガリ芯」のない良いほうき草を使って渾身の1本を編み上げたいと思います!

3月で、箒 職人鈴木氏に手ほどきを受けて1年が経過します。
完成した渾身の1本のほうき を持って、また師匠を訪ねたいと思います。

きびしいこと を言われてしまうかも知れませんが、気持ちを込めて作ってみます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 14

2020/02/20

2020年2月14日 ひきつづき短期集中! ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

今日も引き続き苦手な部分を集中的に練習しております。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から14
本日の作業はこちら、小編みと呼ばれる部分です。
 

作業そのものは比較的簡単な工程ですが、その分、スピードが求められます。
今日もタイムを計りながら作業してみます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から14
本日初回のタイムは、14分30秒。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から14
右手の使い方が重要です。

中指と薬指に糸を引っかけて編んでいきます。
不器用なので、変に力が入ってしまいます。リラックスして作業することも必要そうです。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から14
同じ作業を繰り返し、本日3回目のタイムです。
 

作業1回目のタイムが一番良かったです。

感覚では師匠はこの工程を7~8分ほどで終えているように感じます。
今度こっそりタイムを計ってみたいと思います。
師匠との差に愕然としないよう、もっと訓練して作業スピードを上げていきます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 13

2020/02/17

2020年2月12日 時には座学も必要? ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

先日、別部署の同僚から箒のパンフレットをいただきました!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から13
表紙を一目見ただけで引き込まれる、デザイン性も高い一冊です。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から13
弊社で販売している箒と似たデザインのほうき が並んでおります。
櫛型(くしがた)と呼ばれる江戸にルーツを持つほうき 形状だと思われます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から13
残された数少ない貴重なデータをもとに、手編みほうきの歴史が記されております。

国内生産の減少が、ただ漠然と時代とともに衰退していったと思っておりましたが、歴史の背景を理解すると、残したくとも残せなかった、さびしい理由があったのだと改めて考えさせられました。
それと同時に、人々からの需要がなくなった 訳ではなく、時代の流れに逆らえなかっただけであり、箒そのものの価値がなか った訳ではないように思い、うれしい気持ちになりました。

昨今の住宅環境から箒の価値が見直されております。
みなさまに価値を届けられるよう、胸を張って生産活動に力を入れていきたい!と改めて気合いを入れ直す良いきっかけをいただきました。感謝です。

また機会があれば、資料館にも足を運んでみたいです!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 12

2020/02/13

2020年2月7日 短期集中! ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

連日の作業から課題が見えてきております。
本日から課題部分を集中的に練習し、レベルアップを図ります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から12
綴じ(とじ)の部分を集中して練習します。

スピードよりも丁寧さが重要ですが、試しに作業時間を計りながら作業してみます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から12
写真では分かりづらいですが、まずまずキレイにできました。
 

      気になるタイムは…

 

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から12

 

  20分!

 

師匠のタイムを計ったことがないので、このタイムが速いのか?遅いのか?

まず、間違いなく遅いと思います。
作業している本人が遅いと感じているので間違いありません。

落ち込んでいる時間はありませんので、まずはこのタイムを最低ラインとして繰り返し練習していきます!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から12
この日、5回目の作業タイムです。
 

およそ2分短縮できました。
何度か同じ箒で練習しているので、糸を通しやすくなっている事も影響してのタイム短縮ですが、それでも本日の進歩として捉えます。

このような作業もデスクワークも、時にはタイムを計ってみると面白いです。
1分間って、計ってみると結構長いです。
5分あれば、なんでもできそうな気がしてきます。

しばらく集中的に練習に励みます!

 

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 11

2020/02/10

2020年2月5日 反復練習 ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

いつもご覧いただきありがとうございます。
今日も編込みの練習に励んでおります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から11
最近では、手つきはだいぶ慣れてきました。
編み込むスピードも少し速くなりました。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から11
側面から見た様子です。
 

厚さ方向のズレも見ながら編み込みます。
全体のバランスを見ながら進めることが重要です。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から11
綴じ(とじ)と呼ばれる工程です。
 

こちらの工程が苦手で、作業のスピードも完成度もまだまだです。
しばらく、こちらの工程を重点的に練習し、レベルアップを図ります。

今日も地道な練習は続きますが、1つ1つ目的を持って取り組んで参ります。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 8

2020/01/30

2020年1月28日 新商品開発!? ハンドほうき

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

おはようございます!
今日も箒作りの練習に励んでおります。
毎日地道に練習を繰り返しておりますが、時にはこんな変わった事もしております。

先日、少し空いた時間に試作品を作ってみました!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
こちらが完成した箒です。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
ほうき草の選別の際に取り除かれる「ガリ芯」と呼ばれる幹の太い穂です。

「ガリ芯」は穂が硬く折れやすいので、手編みほうきには使えない部分です。
こちらの使い道を探しておりましたが、小さいハンドタイプのブラシには使えそうかも?と思い、試作してみました。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
ガリ芯のみで束ねます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
束ねた芯に茎、皮穂とかぶせていきます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
編み糸で締め上げていき、
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
持ち手の部分を少し編込んでみました。
出来栄えは・・・?
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
端の処理は、いまいちですが、
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から8
持ち手部分は良い味が出ております。

実用性・見た目ともに課題はありますが、新しい物を作ってみる事も時には必要かも知れません。
また時間を見つけて、試作してみたいと思います!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 6

2020/01/23

2020年1月23日 ほうき作りを支える、愛すべき道具たち 2

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

皆さま、こんにちは。

今日も前回に続いて、伊藤がほうき作りに使用している道具を紹介したいと思います。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
こちら「目打ち」と言う道具になります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
  目打ちは、編込んだ穂の位置を修正したり、



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
  ドリルで穴を空ける位置に下穴を空けたりと、活躍します。 


こちらも定期的にメンテナンスします。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
サビ取り剤を吹き付け、布で拭きあげます。
キレイに汚れを落とした後、サビ防止スプレーを吹きかけ作業終了です。

目打ちは、さほど出番は多くありませんが、もちろん欠かせない道具です。
今日もこんな相棒たちと、ほうき作りに励んでおります。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 5

2020/01/20

2020年1月20日 ほうき作りを支える、愛すべき道具たち 1

 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

 

皆さま、こんにちは。
今日は、伊藤がほうき作りに使用している道具をご紹介したいと思います。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
こちらは、メインの道具となります。支柱と呼ばれる器具です。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
編込みの際、糸を引っ張る支柱として活躍します。
糸にテンションを保って原料を編み上げていきます
 
こちらの器具を年末にメンテナンスしました。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
糸を巻きつける当て布もだいぶ汚れてきたので、一度外します。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
固く絞ったクロスで支柱を拭きます。

ちなみにこちらのクロスですが、当社の人気商品「ふしぎクロス」というアイテムです。

※ふしぎクロスを詳しく知りたい方は、こちら↓↓↓
  【ロングセラー】【年間21万枚販売】 TKふしぎクロス4色組____

おもいっきり宣伝ですが、本当に優れたアイテムなので、機会があればぜひ、お手に取って頂きたい一品です。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
支柱の根元部分に少しガタつきが出ていましたので、木工用ボンドで補強し、釘を叩き直しておきました。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から5
当て布も新しい物を巻きなおし、キレイにメンテナンスできました。
 

こちらの器具は編込みを習い始めた当初、師匠から寸法を教えてもらい、材料を買って自分で組み立てました。
簡単な物でも自分で作った物には、やはり愛着がわきます。
まだまだ作り手と同じく青々としておりますが、一緒に年を重ね、味のある木色に変化するのが楽しみです。

 

今日は、ほうき作りに欠かせない、相棒を紹介させていただきました。
また他の相棒たちも紹介していきたいと思いますので、ぜひご覧ください!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 4

2020/01/16

2020年1月16日 ほうき草の選別 着々と積み上げています。

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
引き続き選別作業に集中しています。
量が確保できてきましたが、まだまだ作業は続きます。

2019年産の原料を選別していますが、「芯」と呼ばれる穂の内側に使われる原料が多く確保できている状況です。
本来は、「皮穂」と呼ばれる、色がキレイで穂の量が豊富な原料を多く確保したいところです。
この辺りは、原料栽培における今後の課題ですね。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
手編み箒に使えない原料も多く出ます。
こちらは、伊藤の編込み練習に活用したり、カバーほうきの原料となります。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
選別の合間に少しずつ時間を作り、編込みの練習もおこなっています! 


毎日少しずつでも手を動かすこと が大事だと考えています。
あのタイガー・ウッズやイチロー選手も、毎日の基礎トレーニングの重要性を語っているのを聞いたことがあります。 
一流の技術を身に付けるための近道はありません。
今日も地道に歩んでいきます!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 3

2020/01/13

2020年1月13日 地味な作業・・・? ほうき草の選別。

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から3
こちらは、昨年の夏に収穫した原料です。
選別という作業をおこないます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から3
  1本ずつ穂の長さや状態・色などを見極めながら分けていきます。

ほうきの編込みと言うと、どうしても実際の編込み作業に注目しがちですが、実はこの選別作業がものすごく重要です。
もしかしたら、ほうきの出来栄えの50%ほどがこの選別作業で決まってしまうと言っても大げさではないかも知れません(所感です)。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から3
  選別した原料は、このように用途をメモして保管します。
写真は短柄(短い柄の箒)用の皮穂(外側に使うキレイな穂)となります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から4
  選別済みの原料です。

たくさん原料を蓄えるよう、しばらく選別作業を集中しておこないます。
昔の農家さんも冬の畑作業が出来ない時期に、家の中で夏に収穫したほうき草を使って箒作りをしたようです。春はまだ先です。

選別作業は地道な作業ですが、良い仕事には良い準備から!何事も準備や過程がとても大切ですね。

今日は、地味な作業・・・? いいえ!とても重要で手の抜けない作業のお話でした。

箒を知る|ホウキの歴史/座敷箒が誕生するまで箒を知る|ホウキの歴史/座敷箒が誕生するまで 商品一覧|商品一覧商品一覧|商品一覧 吾妻箒とは?|吾妻箒の歴史と特徴吾妻箒とは?|吾妻箒の歴史と特徴
PAGE TOP