-浜北畑記事一覧-

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 118

2021/08/05

7月26日    収穫の後は脱穀作業です    浜北畑   ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


早朝からの収穫作業を終え、作業場に戻ってまいりました。
この後は、ほうき草の種を脱穀機で取り除きます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
収穫したばかりのほうき草の様子


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、脱穀作業開始です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
脱穀後の様子
穂の曲がりが強いほうき草はこの時点で取り除きます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
脱穀後は茎の長さを揃えて束ねます。

このあと、ほうき草は一旦日陰で保管し、次の工程へと移ります。
この日は1年振りの収穫作業でしたが、収穫から脱穀までスムーズに進めることができました。思えばこのほうき草栽培プロジェクトを開始した頃は、足踏み式の脱穀機で作業し、大変な思いをしたり、なかなか思い通りに作業が進まず行き詰ったこともありました。その都度、試行錯誤し工夫することで栽培方法を確立しつつあると感じております。
まだまだ、品質・作業効率ともに伸びしろは残っておりますので、追究していきたいと考えます。

今年の収穫はまだ始まったばかりです。暑さに負けず頑張ります!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 117

2021/08/02

7月26日   いよいよ収穫を迎えました  浜北畑   ほうき草栽培    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


種まきから75日、いよいよ収穫の時を迎えました。栽培している最中は長く感じられた時間も、過ぎてしまうとあっという間です。
収穫の喜びを噛みしめながら1本1本刈り取ります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
朝5時、夜明けと共に作業開始です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
葉を剝ぎながら1本ずつハサミで刈り取ります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
収穫は短時間勝負です。
黙々と作業し、どんどん積み重ねていきます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
作業開始から1時間、雲の隙間から太陽が照り付けてきました。
気温が上がりきる前に目標の分量までの収穫を目指します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
午前8時30分 目標にしていた分量(全体の3分の1)の収穫を完了

今年は、ほうき草の品質強化を目指し、数日間に分けて少しずつ丁寧に収穫をおこなっております。天候を見ながらこの後もあと2回、収穫をおこないます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
2名で作業して3時間半、予定よりもたくさん収穫できました。

収穫した感触では、出来も上々のようです。しっかり防虫もできており、生き生きしたほうき草の感触が作業中も伝わってきました。
この後は会社に戻って種の脱穀作業です。引き続き丁寧に作業して参ります。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 114

2021/07/19

7月13日   事前確認は大切です     ほうき草栽培    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


ほうき草の収穫を2週間後に控えたこの日、事前に脱穀機の可動確認をしておこうと思い、倉庫から脱穀機を引っ張り出してみました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
電動の脱穀機です。
およそ1年ぶりに出しました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、動かしてみると・・・

写真では分かりづらいのですが、矢印の方向に奥から手前に向かって脱穀部分が回転しております。これでは脱穀した種が全部こちら側に飛んでしまい作業になりません。
実は、作業する磐田工場は昨年移転しており、新しい工場で脱穀機を可動するのは初めてでした。どうも繋いだコンセントの電流の向きが今までと違い、モーターが逆回転に回ってしまうようです。

モーターの回転を反対に戻すには、たしか銅線の向きを逆にすれば良かったと、はるか前に小学校の理科の授業で教わった気がします。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、コンセントカバーを分解し、左右の銅線を入れ替えてみました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
可動してみると・・・
見事、逆回転(手前から奥)に回り始め、一安心です。

この後、脱穀機を軽くメンテナンスし準備万端です。1年間使用していなくても問題なく動くだろうとは思っておりましたが、念のため事前に確認しておいて良かったです。ほうき草収穫の当日は収穫~脱穀までを1日で終える必要があります。実際に当日になって動かして脱穀機が逆回転したら、それだけでも時間をロスしてしまうところでした。改めて事前の準備・確認は大切だと実感しました。

いよいよ収穫を意識する時期となってきました。他にも準備不足が無いようしっかりと確認し、その時を待ちます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 112

2021/07/12

7月6日   害虫対策をおこないました  浜北畑   ほうき草栽培    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


2日だけ雨が上がった梅雨の中休み、この日を逃すと次に畑に入れるのがいつになるか分かりません。ぬかるみが残る畑に入り、ほうき草に農薬の散布をおこないました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草の背丈は1メートルほどまで生長しております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草の葉の様子です。
畑に入れなかった間に虫食いが進んでなくて良かったです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、タンクに水を汲み、農薬を調合します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草の葉と茎にまんべんなく農薬を散布します。

いつ雨が降り出してもおかしくない曇り空の下、急ピッチかつ丁寧に1本1本農薬を散布しました。本来であれば晴れ間が続く日に散布したかったところですが、昨年に引き続き数日間つづけての晴れ間は期待できそうもありません。
※せっかく散布した農薬も雨で流れ落ちてしまう可能性があるので、本来は雨の前には散布したくありません。

とは言え、何もしないよりは効果があると思いますので、何とか作業ができて良かったです。収穫前にはもう一度、農薬散布に入る予定です。不安定な天候が続きますが、やるべきことをしっかりと事前に準備して日々を過ごしたいと思います。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 109

2021/07/01

6月25日     2回目の中耕作業です   浜北畑    ほうき草栽培  

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


浜北畑は、前回の中耕作業から2週間経過しました。この日は管理機による2回目の中耕作業に入りました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草の様子です。
70㎝ほどまで伸びております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
株間・畝間ともに雑草も伸びてきております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、耕運機で畝間を耕します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
耕耘後の様子


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
畝間の作業後、株間の雑草を手作業で除草し、作業完了です。

感覚での判断のため間違っているかも知れませんが、今年は何となくほうき草も雑草もすくすく生長しているように感じます。梅雨に入ってはいますが、適度に晴れ間もあり、植物にとって良い環境なのかも知れません。このまま良い環境が続き、ほうき草も農作物も豊作であれば良いなと願っております。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 107

2021/06/24

6月15日     元気に生長しております 浜北畑     ほうき草栽培  

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


畑への定植から3週間ほど経過した浜北畑。順調に生長しているほうき草に一安心しておりますが、ここで油断はできません。この日も畑の除草作業に入りました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
遠目で見ても力強く生長している様子が見て取れます。 


しかし、喜んでばかりもいられません・・・


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草に負けないくらい、雑草も元気に生長しております。
株間(ほうき草とほうき草の間)の雑草は全て手作業で取り除く必要があります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、作業開始です。
写真のような柄のついたクワで、根っこごと掘り起こします。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草を傷つけないよう、慎重に雑草を掘り起こします。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
掘り起こした部分は、土を被せて元に戻します。
この作業を畑一面、ひたすら作業します。

この日は、休憩を挟みながら3時間ほどで畑を一周して作業終了です。
まだまだ細かな雑草は残してしまいましたが、後日改めて作業に入ることにします。
除草作業は正直キリが無く、手を掛けようと思えば何時間でも必要です。そのくらい大変な作業ではありますが、手を掛ければ掛けた分だけより良いほうき草が収穫できると信じ対応したいと思います。この後も引き続き丁寧に育てていきます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 105

2021/06/17

6月8日     油断大敵です。浜北畑      ほうき草栽培  

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


梅雨の中休み、この日は、浜北畑の作業に入りました。
ほうき草の苗の植え付けから2週間、そろそろ雑草の存在が気に掛かります。2年前の2019年のほうき草栽培では除草作業が遅れ、痛い目を見ております。その時の反省を生かし、油断なく畑を管理したいと思っています。

2019年の失敗談はこちら↓↓↓
ほうき草プロジェクト(浜北畑)⑦ 油断してしまいました


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草の様子です。
概ね順調に成長している様子に一安心です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
予想通りほうき草の周辺に雑草が顔を出し始めております。
早速、除草を開始します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
管理機と呼ばれる小型の耕運機で畝と畝の間を耕していきます。
畝と畝の雑草を土ごと耕しながら、耕した土を苗の周りに盛り上げます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
耕耘後の様子
土を盛り上げることにより、ほうき草の周りの雑草に土が被ります。
この一連の流れにより、雑草に光が遮られ、生長を抑制する効果があります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
休憩を挟みながら3時間ほど、ようやく全体に作業が行き届きました。

くもり空とは言え、梅雨どき特有の蒸し暑さに苦戦しました。しかし、まだまだここからが本番です。暑さのピークと生長のピークが重なるほうき草。しっかりと体調も整え、収穫を目指します。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 101

2021/06/03

5月26日    ほうき草の植え付け作業 浜北畑    ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


種まきから18日目、この日はいよいよ畑にほうき草の苗を植え付ける作業です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
圧巻の広さです。
せっかくですので、管理しやすいよう少し贅沢に使わせていただきます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
作業は例年通り、2人1組でおこないます。
前方を歩く1人が苗を落としていき・・・


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
後方から苗を植え付けながら追いかけます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
しっかり根付くよう、1本1本丁寧に植え付けます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
この日は終日くもり空でした。
天候にも助けられ、無事作業を終えることができました。

一緒に作業をおこなったメンバーは慣れない作業で大変だったようですが、整然と並んでいるほうき草を見て充実感に満ちた顔をしておりました。
まだまだ小さいほうき草ですが、しっかりと根付き大きく生長して欲しいものです。相談役の農家の倉田様からも「ほうき草が大きくなる前に、雑草をいかに除去できるかが生長のポイント」とアドバイスいただいております。小まめに除草し、ほうき草の生長をサポートしていきます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 100

2021/05/31

5月17日    発芽の状況が良くありません     ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


種蒔きからおよそ1週間、ほうき草の発芽状況があまり良くありません。発芽していない部分の種を諦め、追加で種を蒔く判断をしました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
発芽した苗は順調に生長しております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
何とも寂しい苗床が見受けられます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト

少しでも早く苗の生長が追いつくよう、大急ぎで追加の種を蒔きます。
芽が出ていない苗床に穴を空け、一粒ずつ丁寧に種を落としていきます。この際、全て蒔き直した方が効率の良い気もしますが、せっかく発芽している苗も大切に育てたいため、不足部分を補うこちらの方法で作業を進めます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
余っていたプランター分は、新たに一から追加で種を蒔きました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
20枚(およそ6000株)のプランターを作業しました。

追加分も何とか無事に発芽し、既に発芽している苗と共に元気に生長して欲しいものです。苗の植え付け予定まで残り10日ほどです。追加で種を蒔いた分は、不足分を補う役回りになりますが、この後も丁寧に育てていきます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 99

2021/05/27

5月13日    ホウキモロコシの芽がでました     ほうき草栽培

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

前回の種まきから5日目、そろそろ発芽を確認したいところです。ここのところ毎日ワクワクしながら出社し、苗床を見つめる日々が続いております。
この日も日課の水やりに訪れると・・・


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
芽がでております!
ほんの一部のみですが、小さくも力強い芽が顔を出しております。この瞬間は何度経験しても嬉しいものです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
近づいて撮影してみました。
まだまだ小さく、しっかり見ないと見過ごしてしまうレベルです。 
その後も天候に恵まれ、ぞくぞくと芽がでてきました。
 


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
更に2日後の様子
毎度ながら生長スピードに驚かされます。あっと言う間に背丈が伸びてきました。
まだまだ芽が出ていない部分と大きく生長している部分の差はありますが、だんだん生えそろってきています。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
少し遠目から撮影した様子です。
 

発芽の確認ができる割合は全体の半分ほどでしょうか。発芽していない部分の生長が気になります。もともと種の発芽率があまり良くないほうき草、昨年の長雨による種の生長不良も懸念されます。
あと2、3日ほど様子を見て、発芽状況の悪い苗床については追加で種の蒔き直しが必要です。
過去の経験から簡単に進まないことは想定内です。経験を活かし柔軟に対応していきたいと思います。

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