-半田畑記事一覧-

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 10

2020/02/06

2020年2月3日 種の準備が進んでます。 ほうき草栽培

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

 

みなさま、こんにちは!
本日も引き続き、ほうき草の種の準備を紹介します。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から10
前回の種もみが完了した様子です。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から10
こちらに水を入れます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から10
水を入れよく かき混ぜます。
 

少し待つと、実のつまった種は沈みます。
水に浮いている未熟な種や、不純物を静かに取り除きます 。

はやる気持ちを抑え、丁寧に作業していきます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から10
だいぶキレイになってきました。
実のつまった良い種が用意できそうです!
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から10
続いて、種をよく 乾燥させます。

陰干しで、小まめに新聞紙を交換し、しっかり乾燥させる事がポイントです。
丸1日乾燥し、しっかり水気を取りました。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から10
種の準備が完了です!

この後は冷暗所に保管し、じっと春を待ちます。

過去の栽培から種の重要性を認識しているため、じっくりと作業しました。
効率を上げることも大切ですが、要所でしっかりと時間をかけ、良い物を作っていきたいと思います!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 9

2020/02/03

2020年1月30日 今年もやります! ほうき草栽培

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

 

こんにちは!
暦の上でも大寒を過ぎ、気温が上がる日も増えてきました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
伊藤は今日もまた珍しい作業をしております。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
何やらあやしい袋をひっぱり出してきました。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
中身を見てもまだあやしい雰囲気ですが、こちらは昨年収穫したほうき草の種です!

今年も地元浜松産のほうき草を育てるべく、種の準備を始めます。
種まきは5月上旬ごろなので、まだ気が早いような気もしますが、暖かくなってからはあっと言う間に日が過ぎてしまいます。

今のうちから準備を整えておきます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
種を少しずつ桶に移し、種をもんでいきます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
種をもむことで、余分なカラやヒゲ(写真赤丸)を取り除きます。
 

 

余分なものを取り除きながら、しばらく種もみを続けると・・・

 

 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から9
まるでキャビアのような黒く艶のある種がたくさん顔を出します!
こんなたくさんのキャビアを見たことはありませんが。
 

キレイに見えますが、まだまだカラの残りや熟していない種が混ざっています。
次回はこちらを、更に選別していきます。
次回の更新をお楽しみに!

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 7

2020/01/27

2020年1月24日 半田畑のほうき草で箒作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

皆さま、こんにちは!今日も元気に活動しております。
本日は昨年の夏に収穫した半田畑のほうき草を使って、箒作りをおこないます。
今回作るホーキは、こちら!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
製造開始から66年目、今も愛される「カバーほうき」です(画像は50年前?くらいのチラシです)。
しかし、なかなかレトロで雰囲気のあるチラシですね。
 

 

            では早速、作業開始です!


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
ほうき草を選別し、針金で束ねていきます。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
束ねたほうき草を樹脂性のヘッドに収めて金具で固定します。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
穂の根元をミシンがけします。
このひと手間が穂に適度な張りをあたえ、穂抜け防止にもつながります。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から7
布のカバーを取り付けて完成です。
まずまずキレイに仕上がりました。
 

発売当時からほとんど姿を変えず、60年以上販売されている「カバーほうき」
まさに、当社で一番歴史を知る社員と呼んでしまっても良いでしょう。

江戸時代から続く手編み箒もそうですが、良いものは形を変えずに残る(または、人の手によって残される)物なのかも知れません。

あと34年経てば、発売開始から100年の節目です。100年の節目を目指して今日も頑張ります。
100年目の節目には何かイベントができたら楽しそうです!

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑫ ほうきを明治神宮に奉納しました。

2019/12/05

11/3(日・祝)、明治神宮でおこなわれた秋の大祭に行ってまいりました。
今年も大祭に合わせ「全国特産物奉献品」として、当社の「濱松出世手編みほうき」を奉献させて頂きました。

1852年11月3日、明治天皇が御生誕になられ、明治神宮では、この日を例祭日と定め、毎年祭典がとり行われております。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑪ ほうきを明治神宮に奉納しました。
原宿駅を出て、明治神宮に向かいます。
秋の大祭は、11/1~3までの3日間の開催となり、本日は最終日です。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑪ ほうきを明治神宮に奉納しました。
9:00 南参道から御社殿を目指します。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑪ ほうきを明治神宮に奉納しました。
本日は、風もなく過ごしやすい日になりそうです。
朝の凛とした空気の中を歩き、とても気持ちが良いです。



ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑪ ほうきを明治神宮に奉納しました。
御社殿まで歩いて10分ほどの距離ですが、
道中は展示品などで楽しませてくれます。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑪ ほうきを明治神宮に奉納しました。
9:15 受付を済ませ、参拝させていただきます。
午前中から多くの観光客で賑わっております。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑪ ほうきを明治神宮に奉納しました。
例祭が始まるまでの間、全国特産物奉献品を見学しました。
今年も全国から様々な特産品が送られてきておりました。
そんな中、当社のほうきは・・・?


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑪ ほうきを明治神宮に奉納しました。
ありました!

今年で4年目なので、展示されている場所まで一直線です。静岡県の定位置に飾って頂けておりました。
昨年までは壁に立てかけてありましたが、今年は寝かせて展示されておりました。遠くからは目立ちませんが、それでも存在感十分ではないでしょうか?


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑪ ほうきを明治神宮に奉納しました。
パンフレットも確認できました。

多くの方に見て頂き、少しでも手編みほうきのことや当社のことを知って頂ける機会になればありがたいです。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑪ ほうきを明治神宮に奉納しました。
10:00 例祭に参列させていただきました(撮影禁止となっております)。
約2時間ほど式次にそって厳かに執り行われました。

今年で4年続けて参列させていただきました。
今回も多くの方に「濱松出世手編みほうき」を知っていただく、良い機会になったと思います。来年はオリンピックイヤーに加え、明治神宮鎮座百年大祭となるため更に多くの人で賑わうと思われます。

宮司さんの挨拶の中で、先日の台風被害について触れられておりました。
今もまだ復興の最中であり、「あたりまえの生活」がいかにありがたい事か考えさせられます。あたりまえに使っている道具や、一緒に生活してあたりまえの家族に日頃から感謝を伝える事は少々難しいかも知れませんが、「あたりまえではない」と言うことを前提に、生活していきたいと思いました。

今回参列させていただき、モチベーションも更にプラスとなりました。
手編みほうきの技術向上とホーキPJの活性化に努めてまいります。

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑪ 箒の最終仕上げです。

2019/12/02

10月28日、本日はプレゼント企画用のほうきを準備いたしました。
編み上げたほうきは、風通しのよい日陰に吊るして保管しておりました。良く乾燥し、編込み直後より重量が軽くなっています。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑩ 箒の最終仕上げです。
風通しをよくして、ほうきの乾燥を促します。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑩ 箒の最終仕上げです。
梱包前に最終の手直し、検品を行います。
選別時に除去しきれなかった種などを丁寧に取り除きます。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑩ 箒の最終仕上げです。
穂のクセや絡まりを取るため、
専用のクシで丁寧にブラッシングします。

当社では、海外からの輸入品「手編みほうき」も全て国内工場で検査を実施しております。
安価なほうきに比べ、手編みほうきとなるとお値段も張るため、よりクオリティの高い製品が要求されます。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑩ 箒の最終仕上げです。
穂の切れカスや種(見にくいですが、黒っぽい粒が種です)を除去しました。

ちなみにほうき草は種が熟す前に収穫するため、原料についている種を蒔いてもほとんど発芽しません。
そのため、原料用の栽培と種の収穫は分けて収穫します。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑩ 箒の最終仕上げです。
ほうきの準備は整いました。

ダンボールを組み立て、今回はプレゼント企画に当選された方にお礼のメッセージを添えさせて頂きました。上手は字ではありませんが、気持ちを込めて丁寧に対応させていただきました。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑩ 箒の最終仕上げです。
最後にほうきに袋を被せ、箱に納めて完了です。

御代を頂戴した商品はもちろんですが、
今回のようなプレゼント品でも受け取った方が喜んでいただけるか?大切にしていただけるか?
そんなことを考えながら、満足していただけるよう最善を尽くして作業しました。

今後も数多くのほうきを生産したいと考えておりますが、「ユーザー様の喜び」を第一に考えて作り続けていきたいです。

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑩ 箒をプレゼント致します。

2019/11/28

いつも吾妻箒のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
また、我々の活動に対して、温かい応援メッセージを届けていただき、本当に感謝しております。

アズマ工業では、日本の伝統である箒(ほうき)作りを日本から絶やしたくないという想いから、たくさんの方々の協力を得て、その原料となるほうき草づくり、そして箒づくりを静岡県浜松市で行っています。

この活動を通じて、たくさんの方々に支えられながら生きていること、この当たり前のことに、でも忘れがちなこのことに気付く機会が多くなり、自然と感謝の気持ちを持って過ごすようになりました。そして、時折頂戴する温かいお言葉を何度も読み返すうちに元気がみなぎり、「頑張ろう!」という前向きな気持ちになっています。

箒職人を目指している伊藤が作った箒は、まだまだ販売できる状態ではございませんが、少しでも感謝の気持ちをお届けしたいと思い、本ブログをご覧いただいている皆さまへ、今回、伊藤が作った箒5本をプレゼントしたいと思います。

もしよろしければご応募いただければ幸いです。


【ご応募方法】
弊社公式サイトの下記問い合わせフォームに、ご氏名、郵便番号、ご住所、電話番号をご記入の上、「お問い合わせ内容」に「箒プレセント希望」とご記入頂き、ご送信ください。尚、応募者が5名を超えた場合には、抽選にて選出させていただきます。

問い合わせフォーム   https://luck-at.com/contact/

これからも感謝の気持ちをもって活動して参りたいと思っております。
今後とも宜しくお願い致します。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)10  プレゼント
いつもありがとうございます。

追記:箒のプレゼントのご応募を12/12に打ち切らせていただきました。ご応募いただき、誠にありがとうございます。(2019年12月13日)

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑨ ほうき作り 仕上げ

2019/11/25

10月25日、本日は、新草ほうきの仕上げをおこないました。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑨ ほうき作り 仕上げ
写真は最後に仕上げた1本です。
全体的には5本作ったほうきの中で1番の完成度と感じております。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑨ ほうき作り 仕上げ
写真を撮って気づきましたが、
もう少し穂先の角度を付けた方が使いやすいかも知れません。

掃き心地を試してみました。
適度に張りがあり、穂先は柔らかくまずまずの感触です。見た目も大切ですが、やはり1番は使いやすさと長持ちする品質です。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑨ ほうき作り 仕上げ
新草でほうきを計5本編み上げました。

時間は掛かってしまいましたが、新たに課題も見えてきました。
現状のレベルを見て頂き、アドバイスを頂きたく、師匠の鈴木氏を一度訪ねたいと思います。

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑧ 5本目のほうき作り

2019/11/21

10月24日、本日も引き続き新草での編込みをおこない、5本目となりました。
最終の仕上げは、昨日の1本と合わせて明日、作業します。
新草で5本編込みましたが、本日の1本が一番良い出来栄えです。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑧ 5本目のほうき作り
5本目のほうきです。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑧ 5本目のほうき作り
側面から見た様子です。
厚さ方向のバランスもまずまずの出来です。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑧ 5本目のほうき作り
やはり1番の課題は、赤丸の胴締めと呼ばれる工程です。
まだまだ甘い(弱い?)と思われます。

課題がハッキリしてきましたので、重点的に改善したいと考えます。その他の編込み部分については、比較的キレイにまとまりました。

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑦ 4本目のほうき作り

2019/11/18

10月23日、本日も新草でのほうきの編込みを行いました(4本目です)。
本日も1本、編込みまで仕上げました。少し上達してきた気もしますが・・・、まだまだ胴締め部分が甘かったり、細かな部分の質が師匠の足元にも及びません。
毎回、どこが悪いか考えつつ作業し、質を高めていきたいです。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑦ 4本目のほうき作り
4本目のほうきです。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑦ 4本目のほうき作り
編み込みは良くなっていますが、全体のバランスがまだまだです。

ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑥ 3本目のほうき作り

2019/11/14

10月18日、本日も新草でのほうきの編込みを行いました(3本目です)。
徐々にですが、良くなってきている感触はありますが、編込みは一番左(最初に作ったほうき)が良く、胴締めは一番右(3本目)が良いなど、バラつきがあります。
安定して良い出来栄えの箒(ほうき)が作れるよう鍛錬が必要です。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑥ 3本目のほうき作り
左から順に右が3本目です。
※3本目は仕上げ工程が少し残っております。

編んでみて(実際に今年のほうき草に触れてみて)、よくよく分かったのですが、今年の新草も穂先は柔らかく、使い心地も良さそうです。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑥ 3本目のほうき作り
良いほうき草は適度なしなりがあり、柔らかく、穂の量が多いことが特徴です。

少し横道にそれますが、編込み工程も当然大事ですが、良いほうきを編み上げるためには、ほうき草の選別や部材の準備など細かな事前準備が重要です。


ほうき草プロジェクト(半田畑、浜北畑)⑥ 3本目のほうき作り
「とじ」・「小編み」と呼ばれる部分です。
まだまだ要領は悪いですが、キレイに仕上げることができました。

しかし、全体的にみると、表側のほうき草の色にムラがあり、見た目にはあまり美しくありません。機能性に影響はありませんが、このあたりの原料(ほうき草)選びもレベルアップに必要な課題です。

ほうき作りだけではありませんが、何事も事前準備がいいと良い仕事に繋がるなと再認識させられました。

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