-半田畑記事一覧-

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 135

2021/10/11

10月7日   今年の紅あずまの様子は?    半田畑  

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


例年、年末に開催しているアズマ感謝祭。
多くのお客様にご来場いただき、大盛況のイベントとなっておりますが、残念ながら昨年に引き続き今年も開催を断念することになりました。
※2019年アズマ感謝祭の様子はこちら

感謝祭の催しの一つとして、焼き芋の無料配布をしておりますが、昨年は感謝祭中止に伴い、何か少しでも地域貢献できないかと考え、「子ども食堂」に収穫したサツマイモを寄付させていただきました。
今年も感謝祭は中止になったものの、紅あずまを使って何かできることがあるはず。そんな想いで10月上旬のこの日、紅あずまの出来を確認するため、畑を訪れました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、試し掘りです。
昨年は、長雨に悩まされた割に思いのほか豊作でした。
今年はどうでしょうか。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
お?


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
おお⁉


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
おお!
手元に感じる重みにびっくりです。紅あずまが立派に生長しております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
3ヵ所ほど試し掘りしましたが、いずれも順調そうです。
本番の収穫は天候を見ながら1~2週の間で実施予定です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
試し掘りの後は恒例の弦返しをおこない、耕運機で除草します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草栽培で使用した畑全体も耕運機で耕し作業完了です。

10月上旬にもかかわらず暑さが残る中での作業でしたが、紅あずまも順調そうで一安心です
畑の耕耘作業中、Tさんが「耕しても、耕しても雑草が出てくるね。放っておくとすぐに伸びてしまうから、早め早めに除草することが大切だね」とおっしゃっておりました。除草作業に関わらず、大変なことを何かと伸ばし伸ばしにしがちですが、改めてコツコツ作業する大切さを実感しました。
紅あずまの収穫は目の前です。今から収穫が楽しみです。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 127

2021/09/09

9月3日   栽培に使用する器具をメンテナンスしました  ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


今年のほうき草栽培もひと段落し、栽培に使用した道具のメンテナンスをおこないました。
実は、今年最後の農薬散布の際に、噴霧器の取っ手が破損してしまいました。しかし、自分で修理できそうでしたので栽培のオフシーズンであるこの時期に直すことにしました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
シーズン終盤に取っ手が破損してしまいました。

特に壊れやすい使い方をしていた訳ではありませんが、およそ20a(アール)の畑を毎回、手動で散布しているため負荷が掛かってしまっていたようです。今までの活躍を労いながら修理をおこないます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
写真、赤丸部分のプラスチック部品が消耗により折れてしまったようです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
今回は、ハンドル部分に穴を空け・・・


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ボルトでハンドルと柄を固定することにしました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
修理後の様子

簡単な修理ではありますが、ハンドルはしっかりと固定され、問題なく機能しました。
新しく買い替えることは簡単ですが、自分で修理することにより物持ちも良くなり、愛着も沸いてきます。
また来年の栽培でも、たくさん活躍してもらうことになると思いますので、綺麗に洗浄し、その時を待ちます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 125

2021/09/02

8月28日   種を収穫しました②  半田畑     ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


来年の種を確保するために、残しておいたほうき草の収穫も無事に終え、半田畑での作業はすべて完了しました。この日は種の脱穀作業を会社でおこないました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
採種を目的に収穫したほうき草


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
少量なので脱穀機は使用せず、手作業でおこないました。
ゴム手袋を嵌め、穂を引っ張るようにして種を脱穀します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
脱穀した種の様子
しっかり種に実が入っており、面白いように種が取れます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
艶があり、大きく実が膨らんだ種が採種できました。

脱穀した種は、種揉み・選別作業へと続いていきます。上質なほうき草を栽培する上で、毎年の種の更新は欠かせません。まずは十分な種を確保できたことに一安心です。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 124

2021/08/30

8月25日   種を収穫しました  半田畑     ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


8月下旬、季節外れの長雨が明け、日差しが戻ってきました。
予定よりも少し遅くなってしまいましたが、ほうき草の種を収穫しました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
なかなか畑に入れず不安な気持ちでおりましたが・・・


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
無事、種が育っているようです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
鳥に食べられることもなく、しっかりと種が残っており一安心です。
収穫量も十分に確保できました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
収穫後は、畑全面を耕します。

もうすぐ9月だというのに、この日は熱中症注意報が出ており、非常に蒸し暑い中での作業となりました。2~3時間程度の作業でしたが、3週間ぶりの畑作業に体はヘトヘトです。
とは言え、ほうき草の無くなった畑を見ていると、夏の終わりを感じ、何となく少し寂しい気持ちになりました。

追伸:
紅あずま(サツマイモ)も恒例の弦返しをおこない、苗周辺の雑草を耕運機で耕しました。こちらの生長も楽しみです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
紅あずまの様子

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 123

2021/08/26

8月4日   天日干し2日目      ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
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日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


前日に引き続き、この日もじっくりと時間を掛けて天日干しをおこないました。
天候も晴れ、絶好の作業日和です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
長い時間、日に当たるよう、南面にほうき草を広げていきます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
穂が重ならないよう、1本ずつ並べます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
半日乾燥させたのち、1本ずつ穂を裏返します。
裏返すと、穂が緑色をしております。まだ乾燥具合は30%ほどでしょうか。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
この後、夕方までじっくりと乾燥させました。

午後からは少し曇ってしまい、思うように乾燥できませんでした。引き続き完全に乾燥するまで天日干し作業は続きます。
ほうき草に触れながら、早く今年のほうき草で箒作りをしたいなとワクワクした気持ちで作業をおこなった1日でした。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 122

2021/08/23

8月3日   収穫後も作業は続きます。    ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
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日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


前日までの収穫作業を終え、この日から煮沸作業に入りました。
※煮沸作業:80℃ほどのお湯でほうき草を茹でる作業となります。ほうき草を茹でることで殺虫効果と、収穫後のほうき草の生長を完全に止める役割があります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
収穫・脱穀後のほうき草


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
今年も浜松工業技術センターの染色窯をお借りしました。
火傷(やけど)に注意し、慎重に進めます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
茹で上げた後の様子です。
茹でる事により青々と綺麗に発色します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
茹で上げた後は、工場に戻り天日干しです。
少し雲が出てきてしまいましたが、時間を掛けてじっくりと乾燥させます。

ほうき草が一面に並んだ様子は毎年のことながら圧巻です。雨が降ってしまえば、すぐに取り込む必要があります。天候の変化に注視しながら、この後2日間ほど天日干しをおこないます。しっかり乾燥できるよう、太陽が顔を出してくれることを期待します。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 120

2021/08/16

7月31日   こちらも収穫を迎えました  半田畑   ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


7月下旬、半田畑のほうき草も収穫時期を迎えました。半田畑は苗の生育が良かったためか浜北畑に追いつくスピードで生長しました。
この日も朝早く集合し、収穫作業をスタートしました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
生長したほうき草の様子


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
綺麗な朝焼けです。
日中は大変暑くなることが予想されます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
脱穀後の様子
今回は浜北畑の収穫と合わせて3回目の作業です。
作業も手馴れたものです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
順調にほうき草が積みあがっていきます。
虫による被害も少なく良好な出来栄えのようです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
途中休憩を挟みながら1時間30分
種取り用の1列を残し、収穫作業完了です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
種取り用の1列はおよそ2週間後に収穫予定です。
種が完全に黒くなり実が膨れるまでもうしばらく我慢です。

トラブルもなく無事に半田畑の収穫も完了できました。早朝からの作業で大変ですが、毎年お手伝いしていただけるTさんにも感謝の言葉しかありません。
種の収穫が残っておりますが、来年に繋げられるよう、こちらもしっかりと対応していきたいと思います。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 116

2021/07/29

ほうき草栽7月21日   こちらも忘れておりません  半田畑   番外編培    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


前回、半田畑の作業に入った際に紅あずま(サツマイモ)の作業も忘れず実施しました。
土の中の様子を見ることはできませんが、見える限りにおいては順調に育っているようです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
左右に弦を広げる紅あずま


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速作業開始です。
伸びた弦を土から剥がし、ひっくり返していきます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
この日も畝間の除草作業に入りました。
ほうき草を倒さないように注意しながら、耕運機を進めます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
返した弦の下を耕運機で除草します。
壁際は耕運機をぶつけないよう慎重な作業が必要です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
紅あずまの左右両側を2回ずつ耕耘しました。

サツマイモは掘ってみないことには出来栄えを知ることはできませんが、元気に育ってくれていると信じています。昨年は長雨にも負けず、予想以上の豊作でした。例年、収穫した紅あずまは感謝の気持ちを込めて地域の方々へ振る舞っています。今年も少しでも地域貢献・社会貢献ができるよう心を込めて育てて参ります。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 115

2021/07/22

7月15日   ぐんぐん生長しております  半田畑   ほうき草栽培    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


苗の定植から1月半ほど経過し、生長いちじるしい半田畑です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
全体の様子
遠目から見ても立派に伸びている様子が確認できます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
生長が早い苗は穂先が広がり始めております。
今のところ出来栄えは良さそうです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
この日も畝間の除草作業に入りました。
ほうき草を倒さないように注意しながら、耕運機を進めます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
作業後の様子

全体を一通り耕耘しました。浜北畑から1週間ほど遅れてスタートした半田畑ですが、なぜか浜北畑よりも生長が早い様子です。土質や環境による違いか?定植前の苗の生長が良かったためか?要因は定かではありませんが、収穫時期を逃さないようこの後の生長にも注目していきます。

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から 114

2021/07/19

7月13日   事前確認は大切です     ほうき草栽培    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


ほうき草の収穫を2週間後に控えたこの日、事前に脱穀機の可動確認をしておこうと思い、倉庫から脱穀機を引っ張り出してみました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
電動の脱穀機です。
およそ1年ぶりに出しました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、動かしてみると・・・

写真では分かりづらいのですが、矢印の方向に奥から手前に向かって脱穀部分が回転しております。これでは脱穀した種が全部こちら側に飛んでしまい作業になりません。
実は、作業する磐田工場は昨年移転しており、新しい工場で脱穀機を可動するのは初めてでした。どうも繋いだコンセントの電流の向きが今までと違い、モーターが逆回転に回ってしまうようです。

モーターの回転を反対に戻すには、たしか銅線の向きを逆にすれば良かったと、はるか前に小学校の理科の授業で教わった気がします。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、コンセントカバーを分解し、左右の銅線を入れ替えてみました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
可動してみると・・・
見事、逆回転(手前から奥)に回り始め、一安心です。

この後、脱穀機を軽くメンテナンスし準備万端です。1年間使用していなくても問題なく動くだろうとは思っておりましたが、念のため事前に確認しておいて良かったです。ほうき草収穫の当日は収穫~脱穀までを1日で終える必要があります。実際に当日になって動かして脱穀機が逆回転したら、それだけでも時間をロスしてしまうところでした。改めて事前の準備・確認は大切だと実感しました。

いよいよ収穫を意識する時期となってきました。他にも準備不足が無いようしっかりと確認し、その時を待ちます。

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