箒職人 松永 美香子氏 が手掛けた手編み棕櫚箒
皆さまの益々の発展と、快適な生活のお手伝いが出来ればと心を込めて1本1本丁寧に編み上げております。
江戸時代や明治時代、棕櫚は生活には欠かせない素材でした。
たとえば、ザルを洗ったり、お櫃を洗ったり。
箒をより身近な様々な場所で使っていただけるように、サイズや形状が異なる9種類の棕櫚箒をお作りしました。
ほうきの持つ感触、その受け止め方は人によってさまざまです。
いろいろとお試しいただき、ご自身の生活になじむ箒を見つけていただければと思っています。
ご使用にあたって
棕櫚の繊維を丁寧に梳(す)いていますが、最初の内だけ繊維に含まれる粉のような塵が掃いている間に落ちます。ご使用いただく間に出なくなりますのでご安心ください。
保管方法
吊り下げるなどして風通しのよい場所に保管してください。また、柄がついた箒には天然の竹を使用していますので、暖房器具の風があたる場所などは避けてください。
お手入れ方法
洗うことも可能ですが、よく乾燥させてください。乾燥すると棕櫚の毛はバサバサになりますが、湿気を帯びると元に戻ります。戻らない時は、椿油などで補ってもよいかと思います。棕櫚は分解が進みにくい植物で長持ちすると言われています。ずっとご愛用いただければ幸いです。